先日は数多くの種類を誇る「セゾンカード」のうち、最もスタンダードなカードである「セゾンカードインターナショナル」について紹介させて頂いた。
公式サイトをご覧頂いてもお分かりになる事かと思うが、セゾンカードにはぶったまげるほどの多くの種類がある。
前回の最もスタンダードなセゾンカードに引き続き、今回もセゾンカードの中からおすすめのカードを紹介させて頂こうと思う。
「ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」など、三井の商業施設を利用するという方は確実に持っておいて損は無い、便利でお得なクレジットカードの紹介だ。

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- 三井ショッピングパークカード・ラゾーナ川崎プラザカードの基本情報
- 三井ショッピングパークカードとラゾーナ川崎プラザカードの違い
- 入会金・年会費が無料のカード
- 三井ショッピングパークポイントの対象施設一覧
- 「アプリde支払い」や「QUICPay」により即日利用も可能
- 貯まるポイントは三井ショッピングパークポイントと永久不滅ポイント
- 三井施設対象店舗での利用でポイントの2重取りが出来る
- 非常に使い道が多い「永久不滅ポイント」
- 永久不滅ポイントの交換レート
- セゾンポイントモール経由のネットショッピングでポイント最大30倍
- 会員限定の優待特典も豊富
- ETCカードも無料で追加できる
- 新規入会キャンペーンについて
- 三井ショッピングパークカード・ラゾーナ川崎プラザカードのデメリット
- 三井の商業施設でポイントじゃんじゃん貯めてやるわよという人におすすめ
三井ショッピングパークカード・ラゾーナ川崎プラザカードの基本情報

選べる国際ブランド | ![]() ![]() ![]() ![]() |
年会費 | 無料 ※次のカードは初年度年会費無料(通常年会費 3,300円/税込) 三井ショッピングパークカード《セゾン》プレミア・ アメリカン・エキスプレス®・カード ラゾーナ川崎プラザカード《セゾン》プレミア ・アメリカン・エキスプレス®・カード |
付帯保険 | 三井ショッピングパークカード《セゾン》プレミア・ アメリカン・エキスプレス®・カード ラゾーナ川崎プラザカード《セゾン》プレミア ・アメリカン・エキスプレス®・カード の場合、最高3,000万円までの海外・国内旅行傷害保険が付帯 |
オプションサービス | ・ETCカード ・選べる補償(有料の保険サービス「Super Value Plus」) |
提携先 | 三井不動産株式会社・三井不動産商業マネジメント株式会社 |
電子マネー | ・ID ・QUICPay ※Suica・PASMOへのチャージ可能 |
ポイント | 三井ショッピングパークポイント対象施設でのお買物で 2種類のポイントがたまります。 永久不滅ポイント + 三井ショッピングパークポイント |
三井ショッピングパークカードとラゾーナ川崎プラザカードの違い
この2つのカードを一緒に紹介するのは、どちらを利用してもほぼ変わらないと言えるからだ。
三井ショッピングパークカードについて、公式サイトでは次のように書かれている。
引用:セゾンカード公式
Qラゾーナ川崎プラザカード《セゾン》との違いは何? A三井ショッピングパークカード《セゾン》と似たクレジットカードとして「ラゾーナ川崎プラザカード《セゾン》」があります。
両者の違いは大きく分けると「券面デザイン、国際ブランド( American Express、Visaのみ)」の2点です。
年会費やポイント還元率などの基本的な仕様はまったく同じなので、どちらにすべきか迷ったときは最寄りの店舗の種類や好みで選んでしまって問題ありません。
実際申込サイトでもこの2つのカードは並べるようにして紹介されている。
入会金・年会費が無料のカード
今回紹介のセゾンの2つのカード、
は入会金や年会費の掛からないカードだ。
ただし、先述の基本情報の方で紹介した通り、
- 三井ショッピングパークカード《セゾン》プレミア・アメリカン・エキスプレス®・カード
- ラゾーナ川崎プラザカード《セゾン》プレミア・アメリカン・エキスプレス®・カード
各カードの「プレミア」アメリカンエキスプレスカードの場合、初年度年会費無料(通常年会費 3,300円/税込)が掛かるのでご注意頂きたい。
プレミアの方は簡単に言うと、付帯保険や特典がより充実しているカードだ。
三井ショッピングパークポイントの対象施設一覧
今回紹介の2つのカードで貯める事が出来るのは「永久不滅ポイント」と「三井ショッピングパークポイント」。
永久不滅ポイントの場合は三井ショッピングパークポイント対象施設はもちろん、国内・海外のショッピング利用でポイントが貯まっていく。
そして三井ショッピングパークポイントの場合は、対象の施設で利用する事によりポイントが貯まっていく。
記事執筆時点(2024年10月)での全国の対象施設は次のようになる。

対象施設: ららぽーと(TOKYO-BAY/豊洲/立川立飛/柏の葉/横浜/海老名/湘南平塚/新三郷/富士見/磐田/沼津/名古屋みなとアクルス/愛知東郷/甲子園/和泉/EXPOCITY/堺/福岡)
ララガーデン(春日部/川口/長町)
ららテラス(武蔵小杉/TOKYO-BAY/HARUMI FLAG)
ラゾーナ川崎プラザ
三井アウトレットパーク(札幌北広島、仙台港、入間、幕張、木更津、多摩南大沢、横浜ベイサイド、北陸小矢部、ジャズドリーム長島、滋賀竜王、倉敷)
ららぽーと門真/三井アウトレットパーク 大阪門真、コレド室町1、コレド室町2、コレド室町3、日本橋三井タワー・三井二号館、コレド室町テラス、コレド日本橋、RAYARD MIYASHITA PARK、銀座ベルビア館、銀座並木通りビル、銀座トレシャス、ZOE銀座、ギンザ・グラッセ、交詢ビルDININGS & STORES、GINZA gCUBE、ニッタビル、赤坂Bizタワー SHOPS & DINING、東京倶楽部ビルディング 霞ダイニング、霞が関ビルディング 霞ダイニング、御徒町吉池本店ビル、新宿中村屋ビル、飯田橋サクラテラス、RAYARD Hisaya-odori Park、赤れんが テラス、ダイバーシティ東京 プラザ、ビビット南船橋、アルカキット錦糸町、ラブラ万代、ラブラ2、淀屋橋odona、&mall(オンラインストア)、東京ミッドタウン(六本木)、東京ミッドタウン日比谷、東京ミッドタウン八重洲
「アプリde支払い」や「QUICPay」により即日利用も可能

実際のカード手元に届くのを待たずとも、アプリを使えばカード発行の当日からすぐに利用出来るという仕組み。
三井施設では「アプリde支払い」を使う。
アプリde支払い用QRコードを専用端末にかざすだけで、クレジット払いができる機能だ。
アプリde支払いを利用するためには、「三井ショッピングパークアプリ」に対象カードを登録する必要が有る。
そして普段のコンビニのお買い物やオンラインショッピングなどでも即時利用したいという場合には、電子マネーの「QUICPay」や「カード番号の入力」を利用することになる。
こちらの利用の場合には「セゾンPortalアプリ」のダウンロードが必要となる。
※アプリde支払いをカードと同時にお申し込みされ、カードが発行された方に限り登録・利用出来ます。
オンラインショッピングで利用するには当然カード番号の入力などが必要となるわけだが、公式アプリ[セゾンPortal]上の「カード番号確認」から、以下の情報を確認して利用する事が出来る。
※それぞれの即時利用の登録方法などについて詳しく知りたい方はこちら
貯まるポイントは三井ショッピングパークポイントと永久不滅ポイント

永久不滅ポイントは今回紹介の2つのカードのみならず、セゾンカードならではのポイントだ。
ちなみに当ブログ他記事「セゾンカードインターナショナル」についての記事の方でも永久不滅ポイントについては書いた。
永久不滅ポイントは1ヵ月のショッピングご利用総額1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まる物だ。

つまり三井施設での利用で無くてもいつも貯まっていく、セゾンカードならではのポイントという事。
画像のセゾンポイントモールについて詳しくは後述しようと思う。
そして三井施設での対象店舗利用の場合にもらえるのが「三井ショッピングパークポイント」。

やはりそこは三井のクレジットカード。
三井施設でのポイント基本還元率は高くなっており、「クレジット支払い100円(税抜)につき2ポイント」という高還元率になっている。
そして三井ショッピングパークポイントは対象施設内のレジにて、
1ポイント=1円
として使う事が出来る。
※三井ショッピングパーク公式通販サイト「&mall」でも同様に、1ポイントを1円相当として利用できます。
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三井施設対象店舗での利用でポイントの2重取りが出来る
もうお気付きかもしれないが、ららぽーとや三井アウトレットパークといった三井ショッピングパークポイント対象の三井施設で、三井ショッピングパークカードやラゾーナ川崎プラザカードを利用すれば、永久不滅ポイントと三井ショッピングパークポイントの2重取りも出来てしまうのだ。
普段三井施設でよく買い物をするであるとか、三井施設はどれも大きな商業施設ばかりなので「まとめ買い」をする方も多いはずだ。
そういった方々は確実に持っておいたほうが良い。
持っていない場合と比べたら相当得をする事が出来ると言えるのが、今回紹介の2つのカードだ。
非常に使い道が多い「永久不滅ポイント」


永久不滅ポイントの使い道は様々ある。
例えば上記画像のように、ショッピング利用分の請求金額に充当する場合は200ポイントを900円分に交換して支払うことが出来る。
また、セゾンには永久不滅ポイントが使える総合通販サイト「STOREE SAISON(ストーリーセゾン)」がある。

このように「1ポイント=1円」では無く、「450円の商品の購入には永久不滅ポイント100ポイント必要」といった形で使う事が出来るのだ。
そして具体的には後述もするが、様々な他のポイントやギフト、マイルなどに交換する事も可能だ。

永久不滅ポイントの交換レート


先述したように、永久不滅ポイントはあらゆるショッピング利用分に充当出来るだけでは無く、他ポイントやギフト、さらにはマイルに交換する事も可能だ。
上記画像はほんの一例だ。
dポイントやPontaポイント、アマゾンギフトといった多くの方に利用されているポイントやギフトがあり、交換先に困るという事は無いだろう。
主な交換レートについて一覧にしたいと思う。
交換先 | 交換後のポイント還元率 |
---|---|
dポイント | 0.45% |
Pontaポイント | 0.45% |
nanacoポイント | 0.46% |
ベルメゾンポイント | 0.5% |
PARCOポイント | 0.5% |
Amazonギフト | 0.5% (25000円分に交換の場合) |
支払い充当 | 0.45% |
ANAマイル | 0.3% |
JALマイル | 0.25% |
交換単位でレートが異なる場合があります。
先述したように、永久不滅ポイントは1000円の利用で1ポイント貯まるから、このままで計算するならその還元率は「0.1%」となる。
この永久不滅ポイントを他ポイントへ交換するとなった場合、例えばdポイントへの交換であれば、「永久不滅ポイント100ポイント分」を使って「dポイント450ポイント分」に交換出来るので、ポイント還元率は「0.45%」になるという事だ。
さらには上記一覧表以外にもまだまだ交換出来るポイントやギフトなどがある。
交換出来るポイントなどの一覧はこちら
セゾンポイントモール経由のネットショッピングでポイント最大30倍

先に少し触れた話でもあるが、永久不滅ポイントの還元率が一気に高まるとも言える方法だ。
セゾンが用意している「セゾンポイントモール」を経由し、画像のようなAmazonや楽天、ヤフーショッピングといったネットショッピングサイトを利用すると、そのポイントは最大30倍にまで跳ね上がる。
永久不滅ポイントを効率よく貯めたいという方には欠かせないのが「セゾンポイントモール」だ。
会員限定の優待特典も豊富
施設内外のさまざまな店舗で会員限定の優待を受ける事が出来る。
サイトから自分が良く行く施設を検索して選べば、その商業施設で受ける事が出来る優待特典が一覧で見ることが出来る。
例えば私が行った事のある「ららぽーと立川立飛」で調べると、次のように出てくる。

このように自分の行きつけの商業施設の、どの店舗でどのような優待特典があるのかを知る事も出来るのだ。
ETCカードも無料で追加できる
今回紹介の2つのカードは年会費永久無料のETCカードも
同時に申込み可能。
三井施設はコンビニのようにどこにでもあると言えるような、多くの店舗数を誇っているわけでは無い。
一番近くの三井施設に行くには有料道路を使わないと時間が掛かってしまうという方もおられるだろう。
そういった方々は有料道路の料金所を無線通信によってストレス無く通過でき、なおかつ条件次第では割引サービスもあるETCシステムを使うのが便利でお得だ。
ETCカードも一緒に申込んでETCシステムを使えば、その利用料金もクレジット利用料金として加算されるのでポイントも貯めやすくなる。
三井施設に行くのに有料道路を利用するという方々の場合は、一緒にETCカードを申し込まない理由などもはや無いだろう。

ちなみに私はプロフィールでも紹介している通り、どこへでも自転車で行ってしまうような変態レベルの自転車好きなので、ETCカードはとりあえず必要ありません。
新規入会キャンペーンについて
クレジットカード会員に新規で入会する際、キャンペーンが用意されているカードというのは非常に多い。
今回紹介の2つのカードでも用意されている。
ただし期間限定であったり、ある地域の方ならではのキャンペーンであったりする。
参考までにこの記事執筆時点ではどのような新規入会者用のキャンペーンがあるのか、紹介させて頂こうと思う。

このように、申し込むタイミング次第でキャンペーン内容は変わるので、新規入会者用キャンペーンを利用する事にこだわりのある方は、その時その時でどんなキャンペーン内容なのかを申し込みサイトから随時チェックして頂ければと思う。
三井ショッピングパークカード・ラゾーナ川崎プラザカードのデメリット
三井ショッピングパークポイントには有効期限がある
三井ショッピングパークポイントの方には有効期限がある。

ここは永久不滅ポイントとの大きな違いです。
下記の通り、付与されたポイントの種別によって以下の通り異なる。
■ 通常ポイント
ポイントが付与された月から2年後の月末まで有効。
例)2023年12月1日に付与されたポイントの場合、2025年12月末まで有効
■ 期間限定ポイント
付与されたポイントごとに有効期限が異なる。
■ 用途限定ポイント
利用可能な施設や店舗が限定されたポイント。
付与されたポイントごとに有効期限が異なる。
※2023年7月31日までに付与されたポイントの有効期限は上記と異なります。
・ポイント・有効期限の確認方法
メンバーズページ、三井ショッピングパークアプリ、ポイントレシートで
ご確認いただけます。
付帯保険が付かない
- 国内旅行傷害保険
- 海外旅行傷害保険
- ショッピング保険
これらはクレジットカードに付帯する保険としてお馴染みとも言える保険だが、三井ショッピングパークカード&ラゾーナ川崎プラザカードにはこれら含め付帯保険は付かない。
ただし、有料にはなってしまうがセゾンにはセゾンカード会員限定でSuper Value Plusという保険のオプションサービスが用意されているので、保険が無いと不安という方はこれを利用するのも一つの手段となる。
どういった保険を利用するのかによって料金は変わってくるが、「300円~」の料金となっている保険のサービスだ。
三井の商業施設でポイントじゃんじゃん貯めてやるわよという人におすすめ
今回の記事では数多くあるのセゾンカードのうち、
- 三井ショッピングパークカード
- ラゾーナ川崎プラザカード
について紹介させて頂いた。
しかし、ららぽーとや三井アウトレットパークなどは私も何度も行った事があるが、三井施設は多くのテナントが入っているどでかい商業施設ばかりだ。

ちなみに、私が行った事のある商業施設で最も大きかったのは、先日の「イオンカード」の紹介記事内でも書いた埼玉県越谷市にある「イオンレイクタウン」です。
こういったどでかい商業施設での買い物は一度に利用する金額も大きくなりがちなため、その商業施設利用のために用意されたお得なクレジットカードを持っているか否かでは、そのお得さに大きな差が出てしまう。
みなさまも自分の好きな行きつけの商業施設というのがあると思う。
その商業施設でのお買い物等をより便利でお得に、そして楽しくするためにご自分に合ったカードを見つけて頂ければと思う。
そのためにもこの記事が参考になれば幸いだ。
ご精読頂きありがとうございました。
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