Amazonビジネスのメリット・デメリット 法人・個人事業主向けのEコマースを紹介

Amazonビジネスを利用する男性のイメージ アマゾン会員
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いきなりで恐縮だが、Eコマースとは「電子商取引」の事だ。

自分も<br>いきなり<br>出てきた<br>おじさま
自分も
いきなり
出てきた
おじさま

いきなりやん

データ通信やコンピュータなど、電子的な手段を介して行う商取引の総称を「電子商取引」「Eコマース」などと言う。

Eコマースは略して「EC」と言われ、ECサイトとして超有名どころの1つに「Amazon」がある。

Amazonを個人アカウントで登録し、ショッピングなどで利用している方はすでに大勢いると思う。

例えば私なんかは自転車を趣味としているので、自転車用品はもちろん、日用品等あらゆる物までAmazonで購入する事が多い。

しかし、このAmazonでは個人向けのECだけでは無く、法人・個人事業主向けのECも存在する。

それが今回紹介の「Amazonビジネス」。

個人アカウントで利用するAmazonも非常に便利でお得であり、事業用の備品まで個人アカウントで立替購入しているという方もおられると思う。

しかし法人・個人事業主の方であれば、ビジネスアカウントを使った法人・個人事業主の方に特化したサービスである、「Amazonビジネス」でよりお得な法人価格での購入が出来たり、購買プロセスがスムーズになり、経費管理も楽になったりで、多くのメリットを享受出来る。

その便利さやお得さを体験して頂ければと思う。

※Amazonビジネス無料登録はこちらから

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Amazonビジネスとは

Amazonビジネス 公式サイト トップ画面
引用:Amazonビジネス公式

Amazonビジネスは、個人向けのAmazon.co.jpに、ビジネス向けの機能やサービスを追加した、あらゆる業種の調達・購買ニーズに対応する、法人・個人事業主向けのEC(「Eコマース」「電子商取引」とも言う)だ。

Amazonビジネスは登録費や年会費がかからず無料で利用出来る。

後に紹介する、よりサービス内容の充実した「Businessプライム」を利用する場合は、プランにもよりますが有料になります。
ただし、Businessプライムには無料体験期間があります。

すでに多くの方がビジネスでは無く、個人アカウントでのAmazonショッピング利用はした事があるのではないか。

それの「ビジネス版」といったら分かりやすいかもしれない。

実際に利用する際のAmazonビジネスサイト画面も、使い慣れた個人用サイト画面に共通する部分が多くあり、個人で利用した事がある方であれば違和感無く、Amazonビジネスも利用する事が出来るかと思う。

つまり、それだけトレーニングコストやユーザーサポートコストを抑えられるという事だ。

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品揃えが個人サイトよりも豊富

Amazonビジネスでは、

個人向けのAmazon.co.jpの豊富な品揃えに加えて、ビジネス向け商品の拡充をしている。

また、各業界に合わせた「特設ストア」が用意されており、欲しいものがよりすぐ見つかる、探しやすい見つけやすい仕組みを構築しているのだ。

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法人価格や割引価格での購入が出来る

Amazonビジネスでは数多くの商品に「法人価格」が適用されているため、個人アカウントで買う場合よりも、ビジネスアカウントのAmazonビジネスでの購入の方が安く買えるという場合が多々ある。

また法人の場合、備品などの「大量購入」をするケースが多々あると思う。

そういった大量購入をする際にも、Amazonビジネスでは「数量割引」を行っている商品もあるため、お得な割引価格で大量購入してコストを抑える事も出来るのだ。

数量割引対象商品の場合、サイト画面の購入ボタン付近に表示されるという仕組みです。

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請求書による後払いが可能

Amazonビジネスでは、1ヶ月分の購入額を請求書による後払いでまとめて支払う事が出来る。

それも手数料は掛からず、無料だ。

※請求書払いには審査があります。

1ヶ月分の支払い代金を請求書よる後払いにすることにより、ビジネス用の商品購入をされる際、都度現金のやり取りが発生するという事が無くなるので、

  • キャッシュフローの改善
  • 立替経費精算の負担を軽減

といった事が出来る。

有料でBusinessプライム会員になれる

Businessプライムには30日間の無料体験期間があります。

個人アカウントでの利用の場合には「Amazonプライム」という、あらゆる特典が付く有料のサービスがある。

Amazonビジネスの方にも有料のサービスがある。
それがBusiness(ビジネス)プライム。

Businessプライムは、ビジネス利用に特化した機能と特典を提供する年間会員プログラム。

対象商品のお急ぎ便を何度でも利用でき、購買データの可視化、購買活動の管理が可能になるという物だ。

もちろん、Businessプライムに加入せずともAmazonビジネスの利用は可能です。

ただ加入すれば、より充実したサービスを受ける事が出来ます。

従業員ごとのユーザーIDを組織のビジネスアカウント内に付与可能

1つのビジネスアカウントに、従業員ごとのユーザーIDが紐づけて運用する事が可能。

購買履歴を組織として管理、分析することができる。

承認ルールを設けて購買を統制

業務上では必要である適切な商品を購入してもらう必要がある。

Amazonビジネスでは、承認のためのルールを設定し、承認後に購買するという仕組みを組むことが出来る。

従業員の立替経費精算の場合は事後承認となり、却下されれば自腹での支払いとなってしまうが、承認後の購入という仕組みであればその心配は要らないという事だ。

購買システムや経費精算システムなどと連携

利用している、

  • 購買システム
  • 経費精算システム
  • シングル・サインオン (SSO)

などと、Amazonビジネスを連携することにより、購買業務の利便性を向上させることができる。

購買を行うユーザーや経理担当者は、購買データの登録における手入力を削減し、作業工数を軽減することができる。

より質の高いデータ管理から、組織の支出に対する予測の精度を上げることもできる。

インボイス制度への対応

Amazonビジネスでのインボイス制度の説明

適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応する機能は、法人向けであるAmazonビジネスならではの機能。

詳しくはインボイス制度対応におけるAmazonビジネスでの対応をご覧ください。

※Amazonビジネス無料登録はこちらから

Businessプライム会員(有料)の各プランの特典内容と料金

料金と特典内容の一覧表

Businessプライムには料金の安い方のプランから言うと、Duo、Essentials、Small、Medium、Unlimitedがある。

DuoEssentialsSmallMediumUnlimited
お急ぎ便・当日お急ぎ便が無料
お届け日時指定便が無料
購買分析ダッシュボード×
購買コントロール×
料金無料¥5,364/年 (税抜)
¥5,900/年 (税込)
¥12,273/年 (税抜)
¥13,500/年 (税込)
¥34,364/年 (税抜)
¥37,800/年 (税込)
¥245,455/年 (税抜
¥270,000/年 (税込)

無料の配送特典

Businessプライム会員であればいくら以上の注文が必要といった決まりは無く、いつも配送料無料だ。

そして個人アカウントのアマゾンプライム特典としてもお馴染みである、

  • お急ぎ便・当日お急ぎ便
  • お届け日時指定便

も無料で利用出来る。

数千万点の対象商品のこれら便利な配送オプションが何度でも無料で利用可能だ。

購買分析ダッシュボード

購入パターンをモニターし、支出の最適化を図るという「購買分析ダッシュボード」。

可視化された購買データにより、的確な購買予算意思決定が可能になる。

コンプライアンス(法令遵守)のための課題や、更なるコストダウンの余地を見つけるのに役立つものだ。

この購買分析ダッシュボードには「データの設定者」と「データの参照者」という2つの役割が存在する。

設定者:ビジネス目標と社内管理指標に基づいてダッシュボードを作成。
参照者:ダッシュボードのデータを参照し、意思決定に必要な詳細分析を行う。

そしてBusinessプライムのプランごとに、設定者の参照者の数を何人までと出来るかが異なる。

EssentialsSmallMediumUnlimited
設定者0112
参照者310100100

購買コントロール

購買コントロールで設定できる各ルール

購買制限や推奨商品などを設定することで、最適化された購買環境を作成できる機能。

購買者には、業務購買にふさわしい商品群を明確にし、「どの商品を購入するべきか?」という購買者の疑問に応えてくれるというメリットがある。

管理者には、購買ルールを視覚的に表示することで、購買コンプライアンス遵守を高めつつ、従業員からの購買ルールへの質問対応を減らせるというメリットがある。

そして購買コントロールでは次のような各「ルール」を設定する事が出来る。

  • 購買を推奨している商品を優先的に表示する「推奨ルール」
  • 購買コンプライアンス上の必要性に応じて承認と組み合わせた「制限ルール」
  • 購買をできなくする「禁止ルール」(※BusinessプライムUnlimitedプラン限定

を作成することができる。
購買ルールを組み合わせることで、最適な購買環境を実現することが可能だ。

Amazonビジネスのデメリット

Businessプライム会員で無い場合は3,500円未満の注文だと送料がかかる

Businessプライム会員で無い場合、「3,500円以上」の注文で配送料が無料になる。

3,500円未満の少額注文を頻繁に行う、という事業者の場合はコストがかさんでしまう。

こういった少額注文を繰り返すという場合はBusinessプライム会員になった方がお得であり、
さらにBusinessプライム会員では「お急ぎ便・当日お急ぎ便」や「お届け日時指定便」まで無料になる。

ビジネスアカウントで注文する場合でも商品が届くまでが早く、個人で注文する場合と変わらない配送スピードを実現している。

個人アカウントからの移行をするとAmazonプライム特典は受けれなくなる

残念ながら個人アカウントからビジネスアカウントに移行するという形でアカウント登録した場合、個人アカウントで利用していたAmazonプライム特典は無くなる。

AmazonプライムとBusinessプライムは全くの別物です。

例えばAmazonプライム特典の「ミュージックプライム」や「プライムビデオ」などだ。

個人アカウントでのプライム特典を引き続き利用したい場合、ビジネスアカウント登録では別のメールアドレスで新たなアカウントを登録する必要が有る。

「個人アカウントから移行する」という形ではダメだという事だ。

個人アカウントからの移行の場合は過去の注文履歴なども引き継がれる

個人アカウントからビジネスアカウントに移行した場合、個人で利用していた際の注文履歴なども引き継がれてしまう。

ビジネスアカウントに移行すれば当然、サイトを複数で管理・閲覧する事も多くなるので、自分の過去の注文履歴などのデータを自分以外の人まで見る事が出来るようになってしまう。

特に見られても良いような内容であれば問題は無いが、そうでないケースもあるかと思うのでご注意頂きたい。

個人アカウントからの移行ではなく、ビジネスアカウントは別のメールアドレスを使って新たに作成すれば問題無いという事だ。

日々の購買業務をもっと便利でお得に出来るAmazonビジネス

Amazonビジネスは2017年から開始したサービスだが、東証プライム市場に上場する企業の70%以上がAmazonビジネスに登録している(2024年3月末日当時)。

既に多くの企業で導入されているのはもちろん、教育機関や医療機関、政府機関などでも導入されているサービス。

Amazonビジネス導入によって購買プロセスを簡素化し、本業により集中出来る環境を整えてみてはいかかだろうか?

ご精読頂きありがとうございました。

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