ロードバイクホイール フルクラムレーシング5を紹介 新モデルと旧モデルの違いは?

フルクラムレーシング5 自転車(タイヤ・ホイール)
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ロードバイクの走りを劇的に変えてしまう事もあるホイール交換。

私のTREKのDomane2.3というロードバイクに付いていたボントレガーホイール(前後で2㎏程度の重い鉄下駄)から、フルクラムのレーシング5(最新の一つ前のモデルのレーシング5 LG C17)への交換でも明らかに走りが軽くなった。

私のは旧モデルだが新しいモデルと比較してもデザインは大きく変わったが、スペック的にはこれといった変更は無かった。

今回の記事では初めてのロードバイクホイール交換で選ばれる事も多い、大人気ホイールであるフルクラムのレーシング5に付いてのレビューを書いていこうと思う。

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私の使っているフルクラムレーシング5(FULCRUM Racing 5)

私が使っているのは最新のレーシング5の一つ前、リム幅17㎜の旧モデルである「レーシング5 LG C17」である。

旧モデルのレーシング5
私の持っている旧モデルのレーシング5

最新モデルもこの記事執筆時点(2023年8月)では出ている。
下記の物だ。

この新しいモデルについて調べて私の旧モデルとを比較した所、デザインは大きく変わったが性能的にはこれといった変化は無く、フランジの肉抜き形状が変わった程度のようだ。

肉抜きされたフランジ
スポークの集まる部分がフランジ
肉抜きされている

なので新モデル購入を考えている方々にとって、旧モデルの私のレビューも一つの参考にして頂けると思う。

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フルクラム レーシング5の重量

実測してみた。

純粋なホイール重量を図るためにスプロケットはもちろん、クイックレリーズやリムテープ等もすべて外した上で何度か繰り返し計測した。

ちなみにカタログ値では1645gとなっている。

計測したレーシング5の前輪の重量
前輪730g
計測したレーシング5の後輪の重量
後輪920グラム

うむむ!

実測値は前後でおよそ1650g。
ほぼカタログ値通りであった。

ちなみに調べたところではレーシング5新モデルの方は1650gとなっていた。

ロードバイク完成車に付いているような、ホイール重量が2㎏程度ある物は「鉄下駄」なんて言われたりもするが、そういった鉄下駄からの初めてのホイールのグレードアップとして選ばれる事の多いレーシング5。

ホイール外周部の軽量化は物凄く走りを軽くするという効果がある。

そういった中で鉄下駄からの300~400gのホイールの軽量化は、物凄く走りが軽くなると感じる人が多いだろう。

上り坂走行と漕ぎだしがグッと軽くなります。
私のボントレガーの鉄下駄と比較しても例えば上り坂ではギア2、3枚分軽くなるという感覚でした。

ちなみに、デフォルトで付いていたリムテープの重量は私の実測値で1本で「20g」でした(下記画像参照)。

フルクラムレーシング5 デフォルトのリムテープの計測器での重量
束ねるために使っている輪ゴムの重量は
引かれている状態です
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フルクラムのホイールは剛性が高い

フルクラムのホイールでよく言われる事として「剛性の高さ」がある。

要するにホイールがたわみにくい分、踏んだ力がよりダイレクトに伝わって推進力になりやすい、反応が良いという事だ。

ただフルクラムのホイールにもグレードがあり、レーシング5よりも高グレードのフルクラムのホイールが特に剛性が高くて反応が良いと評判だ。

私はあまりに硬い乗り心地のロードバイクというのは求めておらず、別記事でも紹介したがコンフォートタイプの乗り心地の良いロードバイクにしたいと思っているため、

そういった意味でもレーシング5というのは私には丁度良かった。

そして当時3万程度で買えたため価格的にも魅力的でした。

上のグレードの「レーシング3」にすると一気にペダルを踏んだ時の反応が良くなると言われているが、その分剛性は高くなり、当然乗り心地は硬くなるという事だ。

フルクラムホイールの特徴であるラチェット音

ペダルを漕ぐのを止めて、ジリジリと鳴り響くラチェット音。
私のレーシング5もやはりかなり大きな音でラチェット音が鳴る。

使っている内に音の大きさに若干の違いは出たりもするが、基本的にはいつもジリジリとはっきり鳴る。

動画を通してでは分かりづらいかもしれないが、一応どんな感じかという意味で動画を作成した。
ご覧頂きたい。

このラチェット音が好きという人も多い。

そして私が感じたのが「音」によって自分の存在を周りに知らせながら走る事が出来るため、安全面でもかなり良い効果があるように感じる。

ちなみにレーシング5の新しいモデルを使っている人のレビューを見たが、ラチェット音の大きさという特徴は相変わらずのようであった。

自分に合ったお気に入りのホイールを

まだホイール交換を経験した事の無いロードバイク乗りの人が初めてホイール交換をした場合、交換したホイールにもよるが多くの場合は相当驚くと思う。

レーシング5はフルクラムのエントリーグレードのホイールだ。

当時3万円程度で購入したエントリーグレードのレーシング5でさえ、鉄下駄からの交換では走りを大幅に軽くするという効果があった。

私

そして見た目とラチェット音が凄く気に入ってます。

みなさまも自分に合ったお気に入りのホイールを見つけて頂ければと思う。
そのためにもこの記事が参考の一つになれば幸いだ。

ご精読頂きありがとうございました。

コメント

  1. ryu より:

    リムテープが付いた状態での重量は何gでしたでしょうか?

    • ryuさん

      コメントありがとうございます。

      恐れ入りますが、都合によりただ今レーシング5が手元に無い状況です。
      一、二ヶ月程度で戻ってくると思いますので手元に戻ってき次第、計測して記事に追記しようかと思います。

      ちなみにレーシング5デフォルトのリムテープは黒い「ペラペラ」とした材質の物でしたので、リムテープとしては特段重いと感じる物では無かったです。

      よろしくお願いいたします。

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