私はプロフィールでも紹介している通り、自転車を長年の趣味とし今ではフードデリバリーの稼働用車両としても自転車を使っている。
夜間の走行には当然ながら「ライト」が必須だ。
ライト一つでも多くのメーカーからあらゆる種類のライトが販売されており、スポーツ自転車に乗っている人なんかはデフォルトでライトが付いていない事が多いので、どのライトにしようか迷う事も多いだろう。
そこで今回の記事ではおすすめの「リアライト」について紹介しようと思う。
ちなみに別記事では「OMNI5」というおすすめのリアライトをすでに紹介させて頂いている。
ただこの「OMNI5」とは違ったリアライトも私は持っており、「OMNI5」とはまた違った魅力のあるリアライトを今回は紹介させて頂こうと思う。
フロントライトでは無くリアライト、つまり自転車後ろ側に取り付けるライトである「ソーラー充電式テールライト&リフレクター」の紹介だ。
おすすめテールライト キャットアイ「TL-SLR220」
これが私も使っているおすすめテールライトのキャットアイ「TL-SLR220」だ。
まずはこのリアライトがどんな物かイメージをつかんで頂くため、次の動画をご覧頂ければと思う。
厳密には私が持っているのはこれの旧タイプであるTL-SLR200Nです。
ただ光るだけのテールライトでは無く、かなり特徴のある物だと感じた。
ちなみにテールライトとは「尾灯」の事であり、後ろに付けるライトという意味だ。
つまりリアライトと同じ意味と言える。
ソーラー充電式のテールライトである
「TL-SLR220」は太陽光によって充電するという大きな特徴を持つ。
「TL-SLR220」の使用電池は太陽電池+ニッケル水素充電池(GP17AAAH)だ。
太陽電池で内蔵する電池に充電するという形。
そしてニッケル水素充電池(GP17AAAH)は交換可能だ。
乾電池式の物やUSB充電式の物はよく見るが、ソーラー(太陽光)充電式の物もあるんだなと私は購入当時感心してしまった。
乾電池式は乾電池式の、USB充電式はUSB充電式の良さというのはあるが、ソーラー充電式の良い所は乾電池の取り換えやUSB充電の「手間要らず」といった所か。
太陽光にさえ当てておけば勝手に充電してくれる。
直射日光下4時間充電時で点滅約22時間の使用時間になる。
私が持っているのは旧商品(TL-SLR200N)の方だが、これの約3倍を使用時間の確保している。
私が持っているTL-SLR200Nの方は公式サイトで次のように書かれているので注意が必要だ。
最新版では無く、この旧商品を選ぶ理由はもはや無いと言える。
旧製品(TL-SLR200N/TL-SLR100N)の交換用ニッケル水素ボタン電池(GP40BVH) は生産・販売を終了しております。
TL-SLR220 | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)より
本ライト(TL-SLR220)用ニッケル水素充電池(GP17AAAH)は旧製品にはお使いいただけませんので、ご注意ください。
リフレクター(反射板)に点滅機能が付いたライトである
これも大きな特徴だ。
「TL-SLR220」はそもそもがJIS規格を満たしたリフレクター(反射板)になっており、そこに点滅機能が付いた物。
道交法上の話になるが夜間は、
- 規格を満たしたリフレクターを取り付ける
- テールライトを「点灯」させる
のどちらかが必要になる。
例えば私が持っている「OMNI5」の場合はリフレクターにはなっていないため、下記画像のように私はリフレクターとOMNI5を並べるようにして取り付けている。
OMNI5であってもずっと夜間に「点灯」モードを使えば、別途リフレクターを取り付け無くても道交法上問題無いと出来るが、それだと電池切れを起こしてしまったら終わりである。
そして点灯モードは電池の消費が早いという特徴がある。
なのでOMNI5を使うならリフレクターも一緒に取り付けておく事が必須と言える。
OMNI5のモードについては動画で確認するのが早い。
「ラピッド」「点滅」「点灯」3つのモードを順に撮影したものだ。
そしてOMNI5各モードの電池持ちは次のようになる。
点灯 | 点滅 | ラピッド | |
---|---|---|---|
OMNI5 使用時間 | 60時間 | 90時間 | 120時間 |
TL-SLR220の場合はリフレクター兼点滅ライトになっているため、このようにして二つ別々に並べて取り付ける必要が無い。
その分見た目的にも自転車にスッキリと収める事が出来る。
点滅ライト機能がありながら同時にリフレクターが常に取り付いているという状態になり、道交法上の問題は無いという事だ。
ただ「TL-SLR220」のライトは点滅モードのみなので、ライトの機能によって道交法上のルールは守れません。
つまり「点灯」させる事は出来ません。
暗いところで走行すると点滅を始める「オート機能」搭載
TL-SLR220は夜間やトンネルなどの暗いところで振動を感知すると自動で発光するという「オート機能」搭載のテールライトだ。
私の経験上このライトはそうとう敏感に反応して点滅が始まる。
少し暗いトンネルに入って少しでも走行中の振動がこのライトに伝わると、
もうピコピコ光っとるやんけ!
といった感覚だ。
本当に微振動で反応してくれる。
もう一度ピコピコ具合を改めて確認したくなった方は、次の動画をご覧頂きたい。
紛れもなく敏感な「ピコピコ」だ。
そして便利なのが、
- 残光機能により停止後も約1分間発光を維持してくれる
- 1分経てば自動で点滅が消えてくれる
ところだ。
スイッチオン・オフの手間がいらず自動で点滅したり消えたりしてくれるという、この点に関してもTL-SLR220は「手間要らず」で便利と言える。
耐水性も有り
私はフロントライトでもリアライトでもキャットアイ社製の物を使ってきたが、キャットアイ社製のライトの特徴として耐水性の高さがあると感じている。
例えばOMNI5なんかは別記事でも紹介したが6年程度の期間渡り、雨の日などにも使用してきたが一度も壊れていない。
そしてフロントライトでは「VOLT400」という定番ライトも使ってきたが、こちらも4年程度使って一度も壊れなかった。
ただしTL-SLR220に関してはこの二つのライトの防水規格とは異なる規格であるため、耐水性に違いは出るかもしれないが、わたしが使ってきた感覚としてはやはり雨の日で使い続けても特に問題は無いといった感覚だ。
Amazonの商品説明欄でも「耐水」と書いてあるが、キャットアイ社製ライトにおける「耐水」という言葉は相当信頼性が高いと私は感じる。
まとめ
TL-SLR220についてまとめると、
- 太陽光で充電を勝手にしといてくれるので手間要らず
- 「オート機能」搭載でスイッチオン・オフの手間も無い
- リフレクター&点滅式ライトなので道交法上の心配も無い
- 電池持ちの良さが改良されて進化している(長持ち)
- 耐水性も有り
といった所だ。
リアライト一つでも多くの商品があって面白いなと感じる。
みなさまも自分に合ったリアライトを見つけて頂き、安心安全な自転車ライフを楽しんで頂ければと思う。
そのためにこの記事が一つの参考になれば幸いだ。
ご精読頂きありがとうございました。
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