出前館は2023年8月からの新しい報酬の仕組みで、最低報酬額が全国一律で400円になった。
最低報酬額400円からのダイナミックプライシングで報酬額が随時動く、という仕組みになる。
今回の出前館のこの最低配達報酬額である「400円」は配達員からはこう呼ばれる事になるだろう。

フォーコ
ちゃん…
100円玉4枚でフォーコインズ、つまり略して「フォーコ」だ。
ちなみに「ちゃん」に関しては私が勝手に付けているだけだ。
配達員報酬のダイナミックプライシング化はUber Eats 稼働している配達員の間ではもうお馴染みの事だが、その時その時の需要(注文量)と供給(配達員)の数のバランス等の条件によって、配達報酬額が随時動くという仕組みだ。

出前館フォーコ(400円)時代の幕開けだ。
2023年8月1日からの出前館の新たな報酬の仕組み
新たな報酬の計算式
具体的にあらたな仕組みを書くと次のようになる。
①基本報酬額の改定
【現在】一都三県600円(税込)、一都三県以外550円(税込)
→【変更後】全国一律400円(税込)
②距離報酬をブーストへ統合
これまで、配達距離に応じて算定しておりました距離報酬を、ブーストへ統合いたします。
つまり、次のようになる。

出前館の場合は400円スタートで、そこから400円に掛けるブースト倍率で金額が調整される仕組みに変わった。
つまり「ブースト」によって報酬額を随時動かすダイナミックプライシング化と言える。
そしてブースト倍率を決める要因は詳しい算定方法は公開されていないが、ざっくりと説明されているのは、
配達距離・時間・注文数と配達員数のバランス・加盟店状況等を総合的に判断して、オーダー毎に最適なブースト額を算出する。
という事だ。
今回の改定に関する補足事項
出前館から重要な補足事項が二つ説明されている。
距離報酬がブーストと統合されて計算されるようになったため、長い距離があるのにブースト倍率が「1」のまま(つまり400円)になるという事は考えにくい。
Uber Eats との決定的な違い
そしてUber Eats との決定的な違いは同時配達時でも、最低報酬額400円は変わらないという事だ。
つまり、2件目の同時配達のオファーが来ても最低400円は支払われる。
2件分で800円の最低報酬額は確定する事になる。
Uber Eats の場合、同時配達案件はシングル配達案件よりもはっきりと報酬が割安になる傾向にあるが、出前館の場合ではそうでは無いという事だ。
出前館はその点、Uber Eats よりもウンと良いと感じる。
※追記
後に出前館の同時配達案件では、400円を下回るケースも出てくるようになりました。
ただ、シングル配達時の最低報酬額は最低400円のままであり、同時配達時に400円を下回るというケースはごく一部で非常に少ないです。
新報酬制度で一週間ほど実際に稼働してみた
関東郊外地域、自転車配達員という条件で稼働している私の場合の話にはなるが、実際に新報酬制度で一週間ほど出前館稼働してみた結果を言うと、

8月1日からの報酬額の方が高いやんけ…
という結果だった。
一件当たりの報酬額で言うと100円~200円程度は旧制度より高いといった状況だ。
さすがに出前館側もこの夏の繁忙期に一気に報酬額を落とし、配達員をがっかりさせて配達員が離れていく、というのは避けたかったのでは無いだろうか。
新報酬制度でもとりあえず、報酬額が高くなるケースはあるという事が分かった。
とはいえまだ始まったばかりなので引き続き検証していきたいと思う。
ご精読頂きありがとうございました。






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