menu(メニュー) デリバリーバッグの特徴や便利さを紹介

menuのデリバリーバッグ menu
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私自身としてはフードデリバリーの仕事を始めたのをきっかけに、あらゆるデリバリーバッグを使ってきた。

業界各社のデリバリーバッグのみならず、業界ブランド以外のデリバリーバッグも使用経験がある。
各デリバリーバッグには違った特徴があるという事を感じてきた。

そこで今回の記事では業界主要4社の内の一つ「menu(メニュー)」の、公式デリバリーバッグの特徴について書いていこうと思う。

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menuバッグ最大の特徴「軽い」

menuバッグで私がまず思い浮かぶ特徴は、

私

めっさ軽いやんけ…

という事だ。

Uber Eats バッグやWoltバッグと比較すると明らかに軽い。
各社のデリバリーバッグの重量やサイズ等の比較表は次の通り(全て私の実測値)。

横幅高さ厚み重量防水性
Uber Eats46㎝42㎝24㎝
(拡張時42㎝)
約2.8㎏非常に
高い
Wolt42㎝43㎝24㎝
(拡張時42㎝)
約3.2㎏高い
menu45㎝41㎝24㎝
(拡張時42㎝)
約2.5㎏高い
各社のデリバリーバッグ比較表
全て私の実測値

記事執筆時点でUber Eats 公式ショップUber Eats バッグの重量は「3.18㎏」になっております。

しかし私の実測値では他のブログでもよく見る数値である「約2.8㎏」でした。

私

もしもUber Eats バッグの重量が「3.18㎏」に増したのなら、さらにmenuバッグの「軽さ」の面での価値はより際立つことになります。


あの大きい四角い箱のような、見るからに重そうな各社のバッグ。

このmenuバッグとUber Eats バッグの300gの違いというのは体感では凄く大きい。
Woltバッグと比較すれば尚更だ。

重い事を嫌い、ノーブランドの軽くて小さめのバッグを使っている人もよく見かける。
ちなみに使わなくなったが私も持っている。

例えば下記のようなバッグ。

Cherrboll デリバリーバッグ 配達 宅配デリバリー用 リュック バック ピザポーチ お寿司 保温 大容量 ケータリング 下見板張り 防水
cherrboll
仕様 / 材質:ポリエステル サイズ:長さ33.5cm×幅25.5cm×高さ41cm 重さ:約1.5kg、35L。付属品:2×下見板張り 用途:保温、配送

このCherrbollというブランドのバッグは、Uber Eats バッグ等の大きくて重いバッグを使わずに済み、気軽に配達出来るという意味でネット上でおすすめされているのをよく見かけたバッグ。

確かにフードデリバリー各社のバッグよりも圧倒的に軽い。

しかし、

  • 大きなピザや大量商品に対応できない
  • 各社の公式デリバリーバッグと比べて明らかに防水性が低い

という欠点がある。

Uber Eats の場合はオファーを受けた時点で商品内容を確認出来て、なおかつアプリ上から簡単にキャンセルを出来る仕組みになっている。

よってこのような小さめバッグを使っている人のほとんどは、Uber Eats の配達をしている人達だと思われる。

他社の場合は事前に商品量が確認出来なかったり、電話やチャットでキャンセルする手間や気まずさ、場合によってはペナルティも発生する可能性があるので、小さめバッグは非常に不都合で不便な物となってしまう。

ただUber Eats の場合でもオファーを受けた後のキャンセルをあまりにしすぎると、ペナルティが発生する可能性は有るので一応注意は必要だ。

私も小さめバッグを使っていた頃にはUber Eats 配達のみで稼働していたが、意外とほとんどの場合はこの大きさのバッグで対応出来ていた。

私

そして抜群に軽いので、重量による疲労感はほとんど無かったです。

Uber Eats のみで稼働していた頃の私の場合、この小さめバッグであっても「商品がバッグに入りきらないからキャンセルをする」という事はほとんど無かった。

ピザ屋の注文の場合でも、オファー表示画面の時点でピザ屋の注文だと分かるので、キャンセルまでせずともオファー時点での「拒否」をする事が可能。

小さめとはいってもUber Eats バッグと比べたらの話で合って、このバッグでも相当な量の商品を入れる事が可能ではあった。

しかしながらUber Eats 1本では仕事量が少なくて、他社と同時オンラインする人も増えている。
そして最近Uber Eats では他店舗ダブルトリプル配達などの同時配達が始まった。

つまり昨今では今までとは違い、大量商品にも対応出来るように各社の大きいバッグを使う必要性がウンと高まっているという事だ。

私

私も小さめバッグは使わなくなりました。

私の場合はUber Eats の同時配達のためというより、各社の同時オンラインで稼働するようになったので、どこの会社の注文内容にも対応出来るようにしました。

menuのバッグはピザなどに対応出来る拡張機能もあり、Uber Eats バッグとほぼ変わらない容量の大きさで沢山の商品が入るバッグだ。

にも関わらずmenuのバッグは他社と比較して軽い。

先ほどの小さめのバッグに比べたらもちろん重いが、大量商品に対応出来るバッグとしては非常に軽いという事だ。

ちなみに各社のバッグで一番大量に商品が入るのは「Wolt(ウォルト)」のバッグだ。
Woltバッグの良さについては別記事で書いたので、興味があれば参考にして頂ければと思う。

ただWoltバッグはその分重い。

「重い」というのは走行中の振動等でバッグが跳ねにくいというメリットにもなるが、やはり体力的にはバッグは軽い方が良い。

Woltバッグほどの容量では無いが、Uber Eats バッグと同等の容量の「大きさ」と、他社バッグよりウンと軽い「軽さ」を持ち合わせているのが「menuバッグ」という事だ。

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防水性がしっかりとある

防水性が高いバッグというのは加工を施したりで重量が重くなりがちなイメージがあるが、menuのバッグは先述したように大きさの割に「軽さ」を持ち合わせているバッグだが「防水性」もしっかりあるという印象だ。

本降りの雨の中でカバーを掛けずに4時間ほど継続して配達をした事があるが、中には全然水は染み込んでいなかった。

もちろんバッグの開け閉めの際には多少雨がバッグの中に入ったりもするが、本当にその分しか濡れていなかったという印象。

さらに稼働時間を長くして本降りの雨の中で5~6時間稼働すると、さすがにバッグ内表面は雨で湿ってくるという状態だ。

しかしそれでも「浸水する」「水が溜まる」という状態には至らなかった。

ただ土砂降りの雨の中であったりもっと長い時間配達したりであれば、バッグの中まで雨水が浸水してくる可能性はあるかとは思うので、出来れば防水カバーなり防水スプレーなりを使うのがベストだとは思う。

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ちなみに私の印象として、防水性に関してはUber Eats バッグが特に優れていると感じる。

実際このUber Eats バッグに防水カバーを掛けずに、長時間雨稼働をしている配達員というのはよく見かける。

バッグ表面を触った感触としても、一番防水性に優れた素材を使っているなという感触だ。

Uber Eats バッグの詳細についても別記事で書いたので参考までに。

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見た目はUber Eats バッグにそっくり

形やサイズ、マジックテープの貼られ方やバッグ内の仕切りプレートの作り、さらには下の比較表(実測値)を見てもらっても分かるが、はっきり言ってmenuバッグはUber Eats バッグにそっくり。

パッと見ではロゴやデザインだけが変わっただけという印象だ。

私

ただロゴやデザインは大きく異なりますが。

横幅高さ奥行重量
menuバッグ45㎝41㎝24㎝
(拡張時42㎝)
約2.5㎏
Uber Eats バッグ46㎝42㎝24㎝
(拡張時42㎝)
約2.8㎏
全て私の実測値

そして実際に持ってみると、300gの重さの違いに関してははっきりと感じられるという事だ。

バッグ内の仕切りプレートの使い方による利便性の違い

menuバッグ内上段下段分け
私はこのような形で仕切りプレートを使い、
上段と下段にバッグ内を分けている

menuバッグとUber Eats バッグを使う際、私の場合は仕切りプレートでバッグ内を上下段に分ける形にしている(画像のようにプレートが地面と平行の横向きの形)。

この形だと、プレートの向きを変えないままバッグの下半分の拡張部分を広げ、ピザなどの面積の大きい商品にも対応出来る。

またバッグの高さの真ん中の位置で一度仕切られる事により、商品同士を重ねずに済んで安定させる事が出来たりもする。

さらには上下段のそれぞれどちらに商品を入れた場合でも、高さの面で商品とバッグスペースの隙間が少なくなるので、その分走行中の振動や衝撃による商品の飛び跳ねを抑えやすかったりもする。

私はこれらの利便性をとって、上下段に分ける形での配達をしている。

menuバッグ内のプレートが、バッグ真ん中高さでマジックテープにより固定されている
このようにバッグの高さの「真ん中」でマジックテープにより
バッグ前面とプレートが張り付いている

menuバッグとUber Eats バッグはプレートでバッグ内を上下段に分けて使う場合、マジックテープの仕組み上、プレートの高さはバッグの「真ん中」の高さに決まる形になっている。
画像のような形だ。

たまにお店によっては一つの袋内に凄い高さに商品を積み重ねた状態で、商品を渡されるケースもある。

その際、バッグの真ん中の高さでプレートにより仕切られたバッグの上下段それぞれの高さでは、どちらの段を使っても高さ的に収まらないケースがある。

その場合はプレートを「縦向き」にセットしなおして商品を詰めるという手間が発生する。
各社のマジックテープというのは物凄く硬く張り付いているため、これがなかなかの手間になる。

menuバッグ内プレートを縦仕切りにした状態
プレートを縦向きに変更した状態
私

特にUber Eats バッグのマジックテープの場合はバリバリに硬く張り付いています。

プレートを「横向き」にセットする場合、「縦向き」にセットする場合、それぞれにメリットとデメリットがあるという事だ。

そういう意味では上下段それぞれの高さの比率を自分好みに決める事が出来る「Woltバッグ」が便利だと私は感じる。

Woltのバッグの場合、プレートの高さの位置を「真ん中」以外にもセット出来るようになっているのだ。

ちなみに画像のようにおすすめの緩衝材としてはアルミシートとスポンジがある。

元々バッグ自体に高い保温性能が備わっているが、アルミシートを使って商品を固定すればさらにウンと保温性能が高くなる。

このスポンジに関しては各隙間に詰める緩衝材としても、底面に敷く振動吸収材としても、非常に役に立つのでおすすめだ。

カラーバリエーションが豊富

menuバッグ カラーバリエーション
menuオフィシャルショップより

私はホワイトを選んだが、menuのバッグは他にもカラーバリエーションが豊富だ。

元々は、

の三種類であったが、

後に、

が追加された。

ちなみに上記画像にもあるが、「ドラスマバッグ」という期間限定のコラボレーションデザインバッグもあった(SOLD OUT)。

自分の好みの好きなデザインのバッグを選べば、それだけでも意外とモチベーションが少し上がったりもする。

カラーバリエーションが豊富であるというのは、配達員にとっては何気に価値のある事なのかもしれない。

相性の良いリアキャリア稼働グッズ

自転車後方部の荷台にバッグを取り付けて稼働する「リアキャリア稼働」。

Uber Eats バッグの記事でも紹介したが、フィックスキャッチという浅型ラックとUber Eats バッグはサイズ的にピッタリと相性良くハマる。

という事はUber Eats バッグと同等のサイズであるmenuバッグでも、当然フィックスキャッチとの相性が良いとなる。

menuバッグをリアキャリアの上に取り付けたフィックスキャッチにセットしてめこみ、ゴムひもで固定すればバッグが脱落するといった事はまず無い。

安心して稼働が出来る。

リアキャリアに関してはその時使っている自転車に合った物を選んできた。

下記画像のようにフィックスキャッチ底の浅いラックである分、バッグの背負い時にも対応しやすい。

底の浅いフィックスキャッチ
浅型フィックスキャッチの特徴

商品によってはフィックスキャッチにバッグを固定したままだと、荷崩れやこぼし等が心配な場合もある。

バッグをフィックスキャッチに固定せず、背負った場合の方が路面の段差などからの振動や衝撃がバッグまでダイレクトに伝わりにくくなる。

つまり、それだけ背負ったバッグの中に入っている商品の荷崩れやこぼしを防ぎやすくなるという事だ。

なので状況に応じてリアキャリア稼働にしたり、背負い稼働にしたりで臨機応変に対応すれば、体力的により楽にする事を優先したり、商品のこぼれや荷崩れを防ぐ事を優先したりといった事が出来る。

体力的にはリアキャリア稼働の方が断然楽だが、商品の荷崩れやこぼしの心配が少ないのは背負い稼働の方だ。

自分に合ったデリバリーバッグで気持ちの良い配達を

バッグをどのように工夫して使うかは配達員それぞれだが、自分に合った自分好みの機能性を持つデリバリーバッグで配達をすればより効率の良い配達が出来る。

menuのバッグで言えばピザなどにも対応出来る大きいバッグでありつつ、「軽さ」も求めている人にはピッタリだ。

menuのバッグは配達員登録しないと購入出来ない物であり、公式ショップから購入する物ではありますが、値段もこの機能性で「3900円」なので十分手頃な価格と言えると思います。

そしてカラーバリエーションも豊富であり、menuバッグのデザインを気に入ってる人も多い。

みなさまも自分に合ったお気に入りのデリバリーバッグで配達をして頂ければと思う。
そのためにもこの記事が参考の一つになれば幸いだ。

最後に、menuバッグのデザインをちょっと変えたいであるだとか、おしゃれにしたい、という方々へのおすすめとして「鯔背いなせ屋のステッカー」という物がある。

鯔背いなせ屋のステッカー」についても別記事で詳しく書いたので、ご興味があれば参考にして頂けたらと思う。

ご精読頂きありがとうございました。

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