Wolt(ウォルト)同時配達モードでも拒否ボタンが実装された事による大きなメリット

Woltの拒否ボタン Wolt
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2023年2月14日より、Wolt配達パートナーの念願であった「同時配達モードでの拒否ボタン」が遂に実装された。
私個人としても待ち望んでいた機能だ。

今までとの違いと共に、実際に使ってみてやはり良い点がいくつかあったので、今回の記事ではそのあたりを書いていこうと思う。

プロフィールでも紹介させて頂いているが、私は現在の業界の主要4社であるUber Eats 、出前館、Wolt、menu、全てに登録し、同時オンラインという形で稼働している。

私のように4社全てでは無くとも、同時オンライン稼働をしている会社の中にWoltが含まれているという配達パートナーの方々にとっては特に、同時配達モードでの拒否ボタン実装は都合が良い物となったと思う。

Wolt同時配達モードの拒否ボタン使用の流れ
Woltドライバーアプリでの拒否ボタン使用の流れ
参照:Wolt公式メールより
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Woltには2種類の配達モードが存在する

追記

2023年5月24日より、一件配達モードが廃止される事になりました。
これにより全ての配達パートナーが同時配達モードとなります。

一件配達モードがあった時はどうだったのかという意味も含め、この記事を参考にして頂ければと思います。

Woltの配達経験者ならご存知、Woltの配達モードの設定には、

  • 「同時配達モード」
  • 「一件配達モード」

この二つが存在する。
それぞれについて説明させて頂く。

  • 同時配達モードとは

同時配達モードは、複数の店舗や同一店舗から料理等を複数件分ピックアップし、複数のお届け先へ向かうという「同時配達」の仕事が入ってくる場合もあるという設定。

つまり、同時配達モードでも一件分の商品を受け取り、お客様の元へと向かう、いわゆる「シングル」の配達は普通に入ってくるし、そっちのケースの方が断然多い。

あくまで「同時配達が入ってくる可能性を作る」というモードだ。

  • 一件配達モードとは

一件配達モードはその名の通り、複数件分の案件は入ってこなくなるモード。

一件分の商品を受け取り、その一件分のお届け先へ向かって仕事を完結させていく。
途中でもう一件分の案件が入ってくることは無い。

ただし一件分の仕事が終わると、すぐさま次の案件が入ってくることはある。
もちろんその次の案件も「一件分」の仕事になる。

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Wolt(ウォルト)同時配達モードの拒否ボタン実装前の拒否の仕方&デメリット

一件配達モードでは拒否ボタンは元から存在していた。

しかしながら同時配達モードの場合、
これまではオファーを拒否をするにはサポートに都度連絡して拒否してもらうという形だった。

これまでも拒否する事が出来なかったわけでは無い。
ただこのやり方だとサポートに連絡して拒否されるのを待つ必要性が出てきて、配達パートナーとしては手間にもなればタイムロスにもなる。

Woltのサポートは迅速に対応してくれることで評判だが、いつも確実に迅速に対応できるわけでは無い。
サポートの人だって人員に限りもあるわけだし、他の方のサポート対応で忙しい時間帯もある。

そんな中でわざわざサポートに都度連絡し、拒否をしてもらうというのはサポートの方にも申し訳ないという気持ちになったりもする。

これまでの同時配達モードでの拒否の仕方では、手間になり、タイムロスにもなり、サポートの方にも申し訳なかったりするので、私はこれまで同時配達モードでは無く多くの場合は「一件配達モード」で稼働していた。

同時配達モードを使う場合もたまにはあったが、このようなデメリットがあるのでサポートに連絡して拒否するというのはほとんど使わず、実質強制で案件を受けるような形になっていた。

これまでは私と同じように実質強制状態で同時配達モードで働いていたWoltの配達パートナーも多いのでは無いだろうか?

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Wolt(ウォルト)の同時配達モードは一件一件にしっかり報酬が支払われる

例えばUber Eats の場合でも同時配達はあるが、Uber Eats の同時配達は多くの場合、一件当たりの報酬が割安になる

Uber Eats の場合、2件持ちの配達(ダブル)では報酬が400円になったりする事がある。
1件ずつ運んだ場合は最低1件300円が支払われるので2件運べば600円になる。
つまりこの場合で言えば、同時に2件運ぶことによって200円分の報酬がカットされる事になる。

Woltの同時配達モードの場合は今の所こういった事は無く、きちんと1件ずつ運んだ場合と同等の報酬額が同時配達の場合の1件1件に対しても支払われるといった状況だ。

つまりは配達パートナーとしては効率よく稼ぎやすいのがこれまでのWoltの同時配達モードとなっていた。

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Wolt(ウォルト)でもダイナミックプライシングが始まり同時配達モードでの各報酬額が不透明に

報酬額が表示されるWoltオファー画面
最初のオファー画面に報酬額も表示されている
参照:Wolt公式メールより

この記事を書いている2023年3月時点では、WoltもUber Eats と同じようにダイナミックプライシングが始まっており、案件ごとに状況に応じた報酬額が表示されるようになった。

2023年中から始まるという予告は受けていたが、ダイナミックプライシングも意外と早く実装された印象だ。

ダイナミックプライシングとはUber Eats 経験者ならご存知かとも思うが、忙しい時間帯などには報酬が高くなり、配達パートナーの数に余裕があるような状況では報酬が安くなったりするシステムがダイナミックプライシング。

つまりは需要(注文数)と供給(配達パートナーの数)のバランス等の条件で報酬額が随時動くシステムがダイナミックプライシングだ。

Woltの同時配達モードでもダイナミックプライシングが始まったことによって、これまでのように同時配達でも一件一件に報酬が大きく割安にならずに支払われるのかは分からなくなったのは事実。

しかし先述したようにWoltの場合、現時点ではUber Eats のような同時配達で大きく割安報酬にされるという状況にはなっておらず、一件ずつ配達した場合と一件当たりの報酬額が変わらない、やはり効率よく稼ぎやすい同時配達モードであるといった印象だ。

Uber Eats の同時配達の場合は報酬が割安になるやり方をずっと貫いてきた中、Woltの同時配達モードは配達パートナーの報酬優先のような仕組みにしてくれていたので、これからもUber Eats と比べたら同時配達時の一件一件に対する報酬はそこまで割安にならないという期待は持てる。

拒否機能があると他社同時オンラインをするのに都合が良い

昨今の自転車配達パートナーというのは他社同時オンラインや現金対応などを活用しないとなかなかオファーが来ない事も多い。

昨今の自転車配達パートナーの状況と、自転車配達パートナーの戦い方については別記事で書いたので興味ある自転車配達パートナーの方々には参考にして頂きたく思う。

複数会社で同時オンラインをしていると、オファーが来るタイミングが重なってしまう事が意外とある。

Uber Eats オファー画面のイメージ画像
Uber Eats オファー画面のイメージ画像

おそらくその時その時で需要(注文量)と供給(配達パートナー)のバランスが各社で似た状況になるため、全然オファーが入ってこない時と、オファーがポンポンと入ってくる時が重なりやすいと思われる。

この時に今までの拒否機能の無いWoltの同時配達モードだと、
もしもWolt以外の他社のオファーを受けたタイミングのすぐ後(Woltをオフラインに切り替える前)にWoltのオファーが来てしまった場合、

そのWoltのオファーは拒否ボタンが無かったゆえ、先述したようなサポートに連絡して拒否をしてもらうという手間やタイムロス、

さらにはWoltに対して断りを入れなければいけないという気まずさが発生してしまうという欠点があった。

かといってそこでWoltサポートに連絡せずにオファーをそのまま受け、受注済みの他社案件を断るという選択をするなら今度は他社に対して手間と迷惑をかけ、自分のアカウントに響くようなデータとしても残り、何よりサポートの方に対する気まずさが発生してしまう。

Uber Eats であれば簡単にオファー受諾後にキャンセルできる仕様になってはいるが、これもあまり頻繁に繰り返すと最悪アカウント停止に繋がる。
つまりはUber Eats でもオファーを受けた後のキャンセルというのは良く思われない。

Woltの同時配達モードで拒否ボタンが実装された事によって、ここの問題が解決された。

同時配達モードで複数会社同時オンラインをし、オファーの入るタイミングがWoltを含めた複数会社で重なってしまった場合でも、拒否機能が実装されたのでサポートに連絡して拒否してもらう必要性が無くなり、利便性が圧倒的に高まった。

Wolt以外の三社ではオファーが来た時の画面での拒否ボタンは元々あった。

素直に最初にオファーが入った会社の仕事を受け、もしすぐさま別の会社からのオファーが来たら、それがどこの会社からのオファーであっても簡単に拒否する事が可能になった。

自分のしたい立ち回り方をしやすくなった

Woltのこれまでの同時配達モードでは、先述してきたように実質強制で入ったオファーを受けなければいけないと感じさせるような状況があった。

つまりはどんなルートの案件が来るかは分からないので、全然自分が行きたい方向とは真逆のオファーを受けなければいけないような状況もあったかと思う。

しかしながら拒否ボタンが実装されたことによって、自分の思い描いているルートでの立ち回り方がしやすくなったので圧倒的に利便性が高まった。

その案件が自分の行こうとしている方向と違うのなら簡単に拒否する事が可能という事である。
私の場合はあまりにその時その時の行きたい方向と違う場合などは拒否ボタンを使わせて頂いている。

一件配達モードよりオファーが入りやすい

これまでずっと一件配達モードで稼働していた自分にとって確信した事だが、
一件配達モードより同時配達モードの方がオファーが入りやすい。

会社側から同時配達モードの方が稼ぎやすいから良いですよと推奨されていたが、確かに違った。

もちろん同時配達モードでもいつも同時配達案件になるわけではなく、基本的には1件分の仕事の方が多い。
タイミングが合えば同時配達案件が入ってくれるといった感じだ。

しかしまず一件分のオファーが入る場合でも、オファーの入りやすさが違った。
一件分のオファーであっても、同時配達モードに設定している配達パートナーに優先して案件が振られているように感じた。

ただこれは会社側としては当然の事とも言える。
同時配達モードに設定している配達パートナーに案件を振っておいた方が、状況に応じて都合よく同時を組んでもらえる可能性があるからだ。

同時配達モードでの拒否ボタンが実装されたことにより、私と同じようにそれを機に同時配達モードでの稼働を始めたという配達パートナーも多かったと思う。

つまり同時配達モードに設定している配達パートナーが増えた中でも、一件配達モードで稼働しているときと比較するとオファーが入ってくるペースというのは上がった。

拒否ボタンが実装された事により同時配達モードを選びやすくなり、オファーが入ってくる頻度が上がるという大きなメリットがあった。

そしてそれが追加のオファーが入って、運よく複数件分の同時配達になった場合には先述したようなWoltの同時配達での稼ぎやすさも出てくる。

Woltの拒否ボタンが実装されたことにより、これら多くの大きなメリットがあった。

現金配達オン・オフの代わりになるWolt(ウォルト)の拒否機能

追記

Woltでは2023年4月1日より、全国にて現金決済の配達&現金控除制度が始まりました

Uber Eats や出前館の機能にある現金配達を受け付けるか否かの設定があらかじめ出来る、いわゆる「現金オン・オフ」の機能はWoltの現金配達には無い。

しかしWoltの現金配達の場合、オファー画面の時点ではっきりと「現金配達」である事が表示される仕様になっている。

Woltの現金配達のアプリ表示
緑の部分に「現金配達」と表示されている
参照:Wolt公式メール

例えばUber Eats の場合はオファー画面の時点では現金配達であるかどうかは分からない。
分かるのはお店での商品受け取り完了操作をし、お客様の元へと向かう状況になってようやく現金配達である事がアプリ画面に表示される。

ここはWoltの現金配達の仕組みとは大きな違いだ。

そしてこの記事で書いてきたようにWoltの拒否ボタンの実装はされている。

つまり、Woltの現金配達の場合は「現金オン・オフ」の機能が無くとも現金配達を受けないのであればオファー画面の時点で現金配達を「拒否」する事が出来るので、他社で言う「現金オフ」の設定にしている場合とほぼ同等の状態を作れるという事だ。

拒否ボタン実装のおかげで現金配達も便利に行えるという事だ。

しかしながらWoltの現金配達には、Uber Eats や出前館の現金配達とは異なる便利な仕組みがいくつかある。

私

私も経験しましたが、Woltの現金配達にはお客様との現金のやり取りが物凄くスムーズに出来る仕組みも存在します。

Woltの現金配達の仕組みに関しては別記事でより詳しく書いたので参考にして頂ければと思う。

どんどん進化していくWolt(ウォルト)のドライバーアプリ

この同時配達モードでの拒否ボタンというのはWolt配達パートナー念願の機能であった。
少々実装までに時間は掛かったが、本当に配達パートナーとしては利便性の高まるありがたい機能である。

最近のドライバーアプリで変更されたところとしては、

  • オファー画面上の地図上でピックアップ先とお届け先が見れるようになる
  • ダイナミックプライシングによって報酬金額もあらかじめ表示される
    (ダイナミックプライシングに関してはリスクもあるが…)
  • 配達距離を直線距離では無く最短ルートでの距離表示に変更

といった感じで何かと便利に進化を続けている。

Woltであればこれからも積極的に配達パートナーの声を聞いていき、どんどん使いやすいアプリに進化していってくれると思う。

ご精読頂きありがとうございました。

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