【フードデリバリー】自転車配達員が生き残るための戦い方 他社同時オンラインや現金対応等の対策が必要不可欠に

フードデリバリー業界で働く自転車配達員 主要4社
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コロナ渦で一気に需要を伸ばした業界であるUber Eats 等の「フードデリバリー業界」。

昨今バイク配達員の増加やコロナ状況の変化による影響により、この業界の自転車配達員は仕事が激減し「オワコン」などと言われるのをSNS等でよく見かける。

東京都心部を初めとした需要の高いエリアでは無く、私のように中心部から離れた郊外となる地域の自転車配達員であれば尚更だ。

仕事を多く受注したいのであれば「バイク」に乗り換えるのが一番手っ取り早い状況かとも思うが、私のようにバイクに乗った事が無くて運転に不安があるだとか、自転車が物凄く好きだとか自転車を選んでいる人もいると思う。

バイクより稼ぎは明らかに落ちるが、ある程度で良いから出来るだけ自転車でも稼ぎたいという人には何が出来るか、私個人の経験も活かして書いていこうと思う。

この業界の先行きは不透明でありバイクですら稼ぐのが難しい状況になっていく事も考えられるし、実際に春や秋等の閑散期ではバイクですら稼げず「オワコン」なんて言われているのも見る。

ただ現時点では自転車配達員でも出来るだけ打てる手を打って、それによる稼ぎが自分にとってとりあえず満足な稼ぎになるかを確かめてから、バイクに変えるなり全く他の仕事をするなりの判断をするというのも一つの形として良いかと思う。

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昨今のフードデリバリー自転車配達員の状況

配達員の仕事をしている人達であればもうご存知かと思う、昨今の仕事の割り振りがバイク配達員優先で自転車配達員は明らかに稼ぎづらくなっている状況。

例えばUber Eats で言えば自転車配達員とバイク配達員ではそもそもオファーが入ってくる回数も違えば、それぞれのオファーで提示されている報酬額も違い、バイク配達員の方が沢山案件を受注出来て一件当たりの報酬額も高くなる傾向にある。

この辺りは自分の周りにいる配達員やSNS等からの情報で確認すればすぐに分かる。
Uber Eats 以外の他社でもバイク配達員に優先的にオファーが飛んでいるのは明らかだ。

業界各社からすればバイク配達員の方がビジネス上において戦力として大きいと考えるのは明らかなので、自転車配達員の私はそこは仕方の無い事だと思っている。

もちろん運転マナーの良い広範囲のエリアの配達に対応出来る、優秀な自転車配達員も沢山いるとは思う。

それでも移動スピードやら対応可能エリアの広さはバイクの方が上になるのがほとんどだろうし、バイク配達員の方々は免許を取得し、「ナンバープレート」を付けて配達しているので危険運転をする可能性はより低くなる。

(例外として繁華街からの近場の配達であれば、駐禁リスクや移動ルートの制限、さらには渋滞の少ない自転車の場合の方が配達スピードが早くなる事はある)。

どうしても稼ぎを優先したい、稼ぎ第一であるのならバイクに切り替えるしかないと私は感じる。

そういった中、自転車配達員が生き残るためには何が出来るか、書いていこうと思います。

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その地域に対応しているフードデリバリー会社全て同時オンライン

私の場合はプロフィールでも紹介させて頂いているが、現在のフードデリバリー業界主要4社である

  • Uber Eats
  • 出前館
  • Wolt
  • menu

すべてに登録し、4社同時オンラインという形で稼働している事が多い。(もちろん同時受注は禁止)。

4社同時オンラインにし、最初にオファーが入った会社の仕事をなるべく積極的に受けていくという形だ。

4社同時オンラインをする配達員
複数会社同時オンラインは各社OKとしている
同時受注は禁止

もちろんある程度はお届け先やお店がどこかを見ながら考えて案件を受けるが、先述したようにバイク配達員ほど選り好み出来る立場にないのが自転車配達員なので、基本的には拒否せずに積極的にオファーを受けていく。

案件が入っていない無駄な時間が発生しやすいのが自転車配達員なので「仕事を受けている時間」をどんどん作っていき、「仕事を受けていない報酬ゼロの時間帯」を4社同時オンライン出来るだけ潰していく。

他社同時オンラインのやり方に関しては別記事で詳しく書いたので、よろしければ参考にして頂ければと思う。

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実は他社と比較すると報酬は悪くないUber Eats の案件も積極的に受ける

Uber Eats 自転車配達員の報酬単価はいわゆる「スリコ」つまり300円が基本であり「安い」と言われているが、4社同時オンラインをしている私にとって確信している事、それは…

現時点では実はUber Eats の報酬というのは他社と比べると決して悪くない。

理由を並べるとUber Eats 自転車配達は他社と比較して、

  • 一件の配達総距離が抜群に短い事が非常に多い
  • お店での調理待ち時間が発生しにくく、発生しても短い事が多い
  • クエストという件数インセンティブがある

要するにUber Eats の場合は、1件の配達に掛かる時間の面での圧倒的な効率の良さと、1週間の中で達成していく件数インセンティブがあり、

それらを加味して1件の配達所要時間に対する報酬額はいくらになっているかで考えると、現時点では他社と比較して決してUber Eats の報酬額は悪くないという事だ。

最近まではmenuの報酬単価が頭一つ抜けて良かった印象だが、menuの報酬も2023年2月から引き下がり、今はどこの会社の報酬も「どっこい」だと私は思っている。

これらの事は別記事でより詳しく書いたので参考にして頂きたく思う。

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Uber Eats と出前館は現金取り扱いを「オン」にする

現金案件の特徴

現金
現金支払いのお客様も一定数いる

Uber Eats と出前館では現金払いのお客様にも対応するかどうかを配達員のアプリ上から選択する事が出来る。

全体のお客様の中で「事前決済」のお客様が割合的には圧倒的に多いが「現金払い」のお客様も一定数はおり、特に郊外地域であるほど現金払いのお客様の割合は増えていくと言われている(都心部ほど富裕層が多くてクレカ払いのお客様が多い)。

事前決済は全ての配達員が対応しているが現金払いに関しては対応を避けてやらない配達員は大勢いる。

現金を用意するのも手間になるし、出前館の場合はコンビニに行って精算しなければならないし、お客様との現金のやりとりも避けたいという人も沢山いるということだろう。

例えば運動目的やちょっとした趣味感覚で稼働している方達が、わざわざそんな手間のかかる現金対応をするだろうか?

私はしていないケースが多いと思う。

運動になってありがたいと感じているのは私も同じだが…

ガッツリ専業でやってるような方達であっても現金対応に関してはしていないという人は普通にいる。

という事は現金払いのお客様に対する配達員側の競争率は相当に落ちるという事になる。
現金対応している配達員のみの中で案件が割り振られるわけだからだ。

「事前決済」と「現金払い」両方に対応した形にすれば配達員としては案件を受けれる可能性は当然に高まるという事だ。

これは仕事が少なくなりがちな郊外地域の自転車配達員にとっては特にチャンスと言える。

都心部よりも現金払いのお客様の割合が多くなりやすい郊外地域で、かつ案件受注のための配達員側の競争率が相当に落ちているからだ。

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Uber Eats の現金対応

私としてはUber Eats に関しては状況に応じて現金対応をしてきた。
Uber Eats の現金対応をオンにするとオファーが入ってくるペースはやはり明らかに上がる。

関東郊外地域の場合である私の経験上では3割程度はオファーが増すといった感覚。

それもその全体の案件数のうちの半分以上が現金払いのお客様になる日も度々ある。

つまりUber Eats のシステム上でも、いかに現金対応をしている配達パートナーを一生懸命探しているのかがよく分かる。

少し話は逸れるがUber Eats では現金払いを受け付けない設定にしていても、現金払いのお客様の注文が入ってくるというエラー現象が稀に起こる。

これは「現金バグ」等とも言われているが、その現金バグについては別記事で詳しく書いたので参考にして頂ければ幸いだ。

出前館の現金対応

出前館の場合も受諾できるオファー数は上がるイメージ。
ただUber Eats ほどでは無い。

私

出前館の場合は2割程度受けれるオファー数が増すといったところでしょうか

ただこれはあくまで私個人の体感だ。

出前館からの公式の説明では次のようになってい

事前決済と現金払いのお客様の比率
(出前館)

7(事前決済):3(現金払い)

との事。

そして配達員側の競争率が落ちているため、エリアや状況にもよるが実際のオファー増加率はおよそ「1.5倍程度」になるという説明もある。

データを持っている会社側がこのようにして説明しているので、出前館の現金対応をしてみる価値も十分あると言える。

現金対応におすすめのグッズ

ここで私も使っているおすすめの現金配達グッズをさらっと紹介させて頂こうと思う。

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優れた撥水力:高性能防水剤が繊維を一本一本包み込み、これまでにない長時間の撥水力を発揮します。
硬貨の仕分けに便利 セパレート コインケース 色指定不可
和泉化成
商品数は「1個」です。 色は黒とグレーのいずれかとなります。(お選びいただけません)

これだけあれば特に私の場合は問題ない。

身軽に動きやすいウエストポーチと、それにスッポリと入るコインケースやホルダーを使う。

雨の日には防水性を高めるために強力な防水スプレーを使う(お札はポーチの中でさらにビニール袋等に入れる)。

Woltは「同時配達モード」の設定にする&現金配達のオファーを受諾する

追記

2023年5月24日より、一件配達モードが廃止される事になりました。
これにより全ての配達パートナー(配達員)が同時配達モードとなります。

これはWolt側から説明されている事だが、同時配達モードの方が稼げますよと言われている。
アプリ上でも「同時配達モード推奨」と書いてある。

私は両方のモードを経験したが、例え2件分(ダブル)等の複数件分のオファーでは無く、一件分(シングル)のオファーであっても、確かに同時配達モードに設定しておいた方がオファーが入りやすいという事が分かった。

同時配達モードではオファーを簡単にアプリ上から拒否できないという欠点があったので、ずっと「一件配達モード」やっている時期が続いていたのだが「一件配達モード」の時はオファーがなかなか入りにくかった。

しかしながら、2023年2月14日からWoltの同時配達モードでもオファー拒否ボタンが実装された。

これにより拒否する際にはわざわざサポートに連絡して拒否しなければならなかった今までとは異なり、利便性がグッと高まった。

同時配達モードでの拒否ボタン実装によるメリットについては別記事で詳しく書いたのでよろしければ参考にして頂きたく思う。

そうして同時配達モードを始めたみたところ、オファーが入りやすくなったという流れである。

Woltでは2023年4月1日より、全国にて現金決済の配達&現金控除制度が始まった。

Woltの現金配達にUber Eats や出前館のような「現金オン・オフ」の機能は無い。

現金オン・オフの機能が無くとも、Woltの現金配達の場合はオファー画面の時点で「現金配達」とはっきり表示される。

現金配達のオファーを受けたくないのであれば先述したように今のWoltには「拒否ボタン」が同時配達モードでも実装されているため、拒否ボタンを押して現金配達のオファーを受けなければ良いだけの話だ。

しかしながらWoltの現金配達にはUber Eats や出前館とは違う、配達パートナーにとって非常に便利でやりやすい仕組みがある。

例えばオファー画面の時点であらかじめ必要となる釣り銭額が表示されたり、そもそも丁度の金額での支払いなので釣り銭は必要無いといった事が表示される。

釣り銭額に関してはあくまで「予定の釣り銭額」ではあるが、お客様からあらかじめご入力頂いている情報なのでほとんど予定通りになる。

これまで現金配達を避けていた配達パートナーであっても、Woltの現金配達ならしてみようかなと思える可能性がある。

事前決済のオファーだけでは無く現金配達のオファーも受ければ、当然全体としての受けれるオファー数は上がるため稼ぎやすくなる(ここに関してはUber Eats や出前館でも同じ)。

Woltの現金配達について詳しくは別記事で書いたので、よろしければこちらも参考にして頂ければと思う。

フードデリバリー業界各社の現金配達についてまとめた記事も書いたので参考までに。

menuはオーダーヒートマップを活用する&経験値によるランクを可能な限り上げておく

オーダーヒートマップなるものは他社でも存在するが、
各社の中でmenuのオーダーヒートマップが一番頼りになり、精度が高い。

menuの場合、今まさに注文が入っていて配達員を必要としているお店がピンポイントでマップ上に蛍のように光って表示される。

スマホに表示されるmenuオーダーヒートマップのイメージ画像

このヒートマップに近づくほど自分にオファーが入ってくる可能性は高まるが、もちろん同じことを考えている別の配達員もいるのでいつもその狙った案件を受けれるわけでは無い。

しかし他社のヒートマップと比較するとヒートマップに近づくと本当にその通りに自分の所にオファーが入ってくる可能性が1番高いのもmenuのオーダーヒートマップなので、活用する価値は物凄くある。

その時の自分の状況に応じてmenuのオーダーヒートマップが出ているお店に近づいて行くのか、他社での需要が高いエリアに行くのか、はたまた一番近くにある繁華街に行くのか、どうするかを考えながら立ち回ると良い。

ただ繰り返しになるがオーダーヒートマップに合わせて立ち回ったところでいつも自分の所にそのオファーが入ってくるわけでは無く、menuのオーダーヒートマップに振り回され過ぎるのは他にもあらゆるリスクがあるというのは覚えておいて頂きたい。

あくまで他社のヒートマップと比較すると役立つ事が非常に多いという話だ。

ではどういったリスクがあって、そのリスクがあるならどのように活用すればいいのか、menuのオーダーヒートマップの活用の仕方に関しては別記事で詳しく書いたので参考にして頂ければと思う。

追記

2023年7月27日からmenuの報酬の仕組みがダイナミックプライシングに変わり、ランクボーナスの仕組みも変わっております。

私

正直これまでと比較するとランクボーナスの価値が無くなってしまったように思います。

menuにはランク制度がある。

配達を重ねるごとに経験値(EXP)をもらえ、それによって決まる「ランク」によって基本報酬に掛けられる倍率が決まり、その倍率によって「ランクボーナス」が基本報酬に上乗せされるという物だ。

2023年2月から始まったmenuの新しい報酬計算式はざっくり書くと次のようになる。

menu「基本報酬」=配達完了ごとに得られる「回数報酬」(260円)+「走行距離報酬」

基本報酬には上限と下限が設けられています。

基本報酬上限=1200円

基本報酬下限=330円

menu「走行距離報酬」計算式

  • 通常エリアの場合
    (ピック距離(㎞)+ドロップ距離(㎞)の1.7乗)×40円
  • ロングエリアの場合
    (ピック距離(㎞)+ドロップ距離(㎞)の1.5乗)×40円
このように経験値(EXP)によってランクが決まる

menuのランク報酬

  • 通常エリア配達1回:20EXP
  • ロングエリア配達1回:30EXP
  • Good評価1件:30EXP
  • その日1回目の配達:50EXP

ロングエリアとは都心部から離れた郊外地域にあるような、ロングの距離の配達が多くなるエリアの事だ。
ロングエリアについて詳しく知りたい方は公式サイトから確認して頂ければと思う。

そしてこのランクというのは、
「過去8週間+今週の獲得経験値(EXP)」によって決まる。

menuのランクによって基本報酬上乗せされる「ランクボーナス」というのはmenuの報酬の仕組みではかなり大きなウエイトを占め、重要な存在となる。

つまりmenuでの配達を始めたばかりの新人さんの場合では、menuの報酬の安さにかなり驚く場面も結構出てくる可能性がある。

新しくmenuでの配達を始めるなら最初の8週間は「我慢の期間」であり、言わば「研修期間」として捉え、ランクを他社同時オンライン稼働の中で出来るだけ上げれる所まで上げておく必要がある。

トホホ
トホホ

ちなみに私の場合はB3ランク辺りにいます。
仕組みの改定前はA1だったのに…トホホ…

他社もやりながらの同時オンライン稼働の中であっても、とりあえず8週間分の経験値をためればランクボーナスの全く付かない「Cランク」の場合と比べてウンと報酬が良くなる可能性が高い。 

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配達するのに適した自転車にする

同じ「自転車」でもどのような自転車を使っているかで大きく売り上げを左右する。

私の場合は配達用にカスタムしまくったクロスバイクや電動クロスバイクを使ってきた。
別記事で詳しく書いたのでもし興味があれば参考にして頂きたく思う。

いわゆる「ママチャリ」を使っている場合と比べたら、自分の対応出来るエリア範囲の広さやこなせる件数も全く変わってくるだろう。

私

一時私もママチャリで配達してた時期もありましたがママチャリとTB1eで比較した場合、正直比べ物にならないくらいTB1eの方が「長時間・より広いエリアで・スムーズ」な配達が出来ます。

体力勝負であり、信号待ち等でのストップ&ゴーの場面や坂道を走る場面、強い向かい風や横風が吹いている場面等も多い自転車配達員にとって、アシスト自転車による恩恵というのは物凄く大きな物となる。

オファーの入りやすいエリア・季節(天候)・時間帯を日々の配達で覚えていく

エリア

東京都心部のようなエリアが需要の高いエリアであることは言うまでもない。

しかしながら私のように郊外地域で稼働している人はどのエリアがオファーが入りやすいか細かく探しながら稼働するべきだと思う。

その地域で一番栄えている駅前が注文が入りやすくなる可能性は高いが、意外と近くの2番目3番目に栄えている駅前あたりの方が注文が入りやすかったりする事もある。

1番栄えているエリアには皆同じことを考えて一斉に配達員が集まり、逆に注文が入りづらくなるなんて事もある。

東京都心部のようなエリアであればどこ行っても需要の高い都会みたいな状況で配達する事が出来るが、郊外地域では全くそうもいかない。

集中して配達員が集まるエリア部が発生しやすいと思われる。

自分の稼働している地域で注文が入りやすいエリアを知っていく事も大切だ。

季節(天候)

当然ながら暑い夏や寒い冬、悪天候時などには配達員は一気に忙しくなる。

私の経験上、雨の日であれば季節問わずに物凄く稼げる。

雨の日はみんな外に出たがらず、需要(注文者)が激増し、供給(配達員)は激減する傾向にある(そこは真夏や真冬も同様)。

そういった中フードデリバリー各社は配達員を少しでも確保しようと、雨の日用のインセンティブ報酬を付ける事が非常に多く、いつもより報酬単価が大幅に高くなる傾向にある。

そもそもの受けれる件数が増え、1件当たりの報酬単価が高くなるのだから物凄く稼ぎやすいのは当然のことだ。

雨の日の長時間稼働の稼ぎやすさは破壊力がある。
ただ、雨の日に稼働するなら雨の日対策をしっかりとして稼働する必要がある。

  • 安全のため
  • 体をビショビショに濡らして不快な状態にしないため
  • 自分自身の体を冷やさないため
  • 商品を雨から守るため
  • スマホを壊さないため

などのために雨の日対策は必須だ。
対策をしっかりとすれば、雨の日でも長時間稼働が可能になってくる。

雨の日対策となるおすすめの装備やアイテムは別記事で書いたので、こちらもよろしければ参考にして頂ければと思う。

時間帯

時間帯に関しては当然ランチタイムやディナータイムの「ピークタイム」が注文の入りやすい時間帯となる。

しかしながら私の経験上では2時台や3時台といった、いわゆる「ティータイム」に関しても意外と注文が入ったりする時が度々ある。

この2時台や3時台というのはランチタイム後であって配達員が一斉に休憩に入りやすい時間帯であり、この時間帯にコーヒーやスイーツ、遅めのランチといった注文をしてくださるお客様というのは一定数いるため、意外とオファーがポンポンと入ったりする日も度々ある。

あとは地域によっては「朝」が狙い目だったりもする。

朝は配達員が少なく、需要がそこそこあって忙しくなるケースもある。

自分のエリアが朝の時間帯にも対応していて営業しているエリアであれば、試してみる価値は十分にある(朝稼働する場合は注文アプリから営業しているお店をしっかり把握する必要性が高い)。

私

私の場合は「ピークタイム」より「ピークアウト」の時間帯の方が稼ぎやすい事も度々あります。

自分の稼働している各エリアの各時間帯はどの程度忙しいのか、日々の配達の中で確かめていくと良い。

おわりに

そこまでするならバイクに切り替えればと思われるかもしれないが、プロフィールでも紹介しているように私はスーパー自転車大好き人間である。

自転車好きの人というのは世の中大勢いて、そんな人たちにとって自転車で配達をするなんて最高にやりがいのある仕事だと思う。

正直、私の周りのバイク配達員の人達でもここまでフルコミットし、打てる手を全て打つようなやり方をしている人は見たことが無い。

ただ自転車配達員の場合はそうも言ってられず、これくらいあれこれとしていかないと仕事はなかなか受けられないケースも多い(もちろんエリアや季節などの条件にもよる)。

私と同じように、バイクに乗った事が無くて運転に不安があるだとか、自転車が大好きであるだとか、そういった理由などで何とかまだ自転車で配達していきたいと考えている方達に向けて、この記事を書かせて頂いた。

少しでも参考になれば。
ご精読頂きありがとうございました。

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