【Uber Eats】 他社と比較すると実は悪くないスリコ(300円)の配達報酬

Uber Eats
記事内に広告が含まれています。

Uber Eats 自転車配達パートナーの報酬単価はいわゆる「スリコ」(スリーコインズの略)、つまり300円が基本であり安いと言われている。

しかし、関東郊外地域にて業界主要4社同時オンラインをしている私にとって確信している事、それは…

現時点(2023年3月時点)では実はUber Eats の報酬というのは他社と比べると決して悪くない。

ただし、あくまで他社と比較したらの場合の話である。
その上でその報酬額で求めているだけの稼ぎになるかは人それぞれだ。

そんなお話を今回の記事では書いていく。

スポンサーリンク

Uber Eats の報酬が他社と比較して決して悪くない理由

理由を並べるとUber Eats 自転車配達は他社と比較して、

  • 一件の配達総距離が抜群に短い事が非常に多い
  • お店での調理待ち時間が発生しにくく、発生しても短い事が多い
  • クエストという件数インセンティブがある

最近まではmenuの報酬単価が頭一つ抜けて良かった印象だが、menuの報酬も2023年2月から引き下がり、今はどこの会社の報酬額も「どっこい」だと私は思っている。

というのもUber Eats の自転車配達の場合、確かにオファーが入ってくる回数に関しては以前よりめっきり減ってしまった。

しかし、Uber Eats の場合は自転車配達パートナーの私にオファーが入ってきた時には、物凄い近い距離の案件ばかり入ってくる。

本当にもう、子供のおつかいのような総距離で数百メートル以内みたいな案件も多い。

オファー表示画面では車での走行ルートでの場合の距離が表示されるが、自転車で配達する場合は車のルートより一通等の制限が無く、直線的な距離で目的地に行けるため、実際はウンともっと短い距離で行ける事も多い。
(私のスマホの場合はオファー表示画面の距離となる車でのルートが、ウーバードライバーアプリの地図上で表示される。)

オファー画面では2キロが表示されたが実際は数百メートルで行けるなんて事もあるので、本当に長い距離なのか、実際は短い距離なのかの見極めが大切になってくる。

長い距離で300円の報酬となると時間効率は当然落ちてしまうが、他社でのオファーも少ない時間帯とか、クエストの件数を稼ぎたい時などには、ある程度長い距離でも受けた方が良い場合もある。

ただ、配達総距離5㎞以上でスリコオファーといった、明らかに時間効率が悪い長距離オファーが来ることが稀にあるので、自転車でもある程度は稼ぎたいのであればそこは拒否するべきだ(よほどオファーが来なくて暇過ぎる時などであれば話は別だが)。

それに加えてUber Eats 配達の特徴であるお店での調理待ち時間の少なさがある。

つまり一件当たりに要する配達時間が物凄く短くなる傾向にあるため、時間効率が良くポンポンと報酬を積み上げていく事が出来るという事だ。(一件たった数分で終わる事もある)。

そして月曜日から日曜日までの配達件数を基準とした一週間単位の件数インセンティブである「クエスト」があるため、そうやってポンポンと一週間の中で件数をこなしていけば、一件当たりの報酬は上乗せされていく(クエストが無い地域もあります)。

「すぐそこの、すぐ終わる配達でクエスト込みで考えると一件400~450円ぐらいにはなる」
そんな配達を積み上げていくという様に考えれば、他社と比較すると実は悪い条件にはならない。

それどころかその日その日での各社での稼ぎを確認した時には、

なんだ…結局Uber Eats が一番効率よく稼げてるじゃん…

なんて事もよくある。

Uber Eats のこの条件を「悪い」と捉えるなら、現時点で他3社の条件も全て「悪い」と言えると思う。

スポンサーリンク

2023年3月現在の他社3社の報酬体系

他社の現時点での報酬額の状況は次のような感じだ。

  • 出前館・・・ 郊外ではブーストがすっかり付かなくなり、距離報酬も下がっている
  • menu ・・・ 2月から旨味であった距離報酬がダウンし、ランクの維持も難しい傾向に
  • Wolt ・・・ Uber Eats と同じようにダイナミックプライシングが始まり、報酬額は一件一件に最初からクエスト額が乗っているUber Eats というイメージ
    (ただしUber Eats と違い、距離に比例してしっかり報酬が高くなっていく)

あくまで私の関東郊外エリアでの話ではあるが、こんな状況だ。

そして他社の場合は一件あたりの報酬額は「スリコ」から始まるという事は無く、もっと高くはなるがクエストのような件数インセンティブが無く、一件当たりに掛かる配達時間が長くなる傾向にある。

他社では配達距離が長くなる傾向にあり、お店での待ち時間もUberより発生しやすいので、Uber比較して配達一件あたりの時間効率から見た報酬額に関してはさほど変わらないという事だ。

スポンサーリンク

Uber Eats 自転車配達パートナーにとっての大きな問題はオファーが入りづらいという事

もう配達パートナーの間では常識とも言える事だが、この業界の配達ではバイク配達パートナーに優先してオファーが振られる。

そしてUber Eats と出前館ではそれが特に顕著けんちょであるという印象だ
(私の経験上では出前館が最も顕著)。

となると一件当たりの時間効率から考えた報酬が、Uber Eats では他社と比較して悪くは無いと言っても、仕事がポンポンと入らなければ意味が無い。

配達一件がすぐに終わっても一時間に一件しかオファーが飛んで来なければ全然稼げなくなる。

仕事の少ないUber Eats 自転車配達パートナーは他社同時オンラインなどの工夫が必須

同時オンラインのスマホ操作をする配達員
全ての会社をオンラインにすればオファーを受注できる可能性は当然に高まる

Uber Eats 自転車配達パートナーでもエリアや季節、時間帯や曜日等の条件によってはポンポンと仕事が続くことはある。

関東郊外地域の自転車配達パートナーの私でさえ、日曜日等であればUber Eats だけでポンポンとオファーが続くことは今でもある。

しかしながらバイク配達パートナーが増え、バイク配達パートナーが優先されている昨今ではどうしても、Uber Eats だけでは暇な時間が圧倒的に多くなる(特に私のようなエリアであれば)。

だから私は4社全ての会社を同時オンラインにして暇な時間を出来るだけ潰していっている。
(同時受注は禁止です。アカウントban対象です。)

その時その時で先にオファーをくれた会社の仕事を積極的に受け、仕事を受けていない他社はオフラインモードに切り替えている(少し手間ではある)。

時間効率から見た報酬額が各社でさほど変わらない今、同時オンラインをする意味がより有る状況になった。

同時オンラインについてまとめると、

  • 時間に対する報酬金額の積みあがるペースが各社でさほど大きな差で無いのなら、その地域に対応しているフードデリバリー会社の配達アプリを全てオンラインにする
  • 最初に注文が入った会社の案件を積極的に受けてい
  • そうして報酬がゼロの待機時間を出来るだけ潰していく

わたしはこのような形で同時オンラインをしている。

どのような自転車を使っているかでも大きく売り上げを左右する

あとは同じ「自転車」でも、どのような自転車を使っているかで大きく売り上げを左右する。

私の場合は配達用にカスタムしまくったクロスバイクや電動クロスバイクを使ってきた。
別記事で書いたので興味があれば参考にして頂きたく思う。

いわゆる「ママチャリ」を使っている場合と比べたら、自分の対応出来るエリア範囲の広さやこなせる件数も全く変わってくるだろう。

体力勝負の自転車配達パートナーにとってアシスト自転車による恩恵というのは物凄く大きい。

他に出来る自転車配達パートナーが受注量を増やす方法

他に出来る受注量を増やす方法としては、Uberや出前館であれば現金対応をオンにしたり、Woltであれば同時配達モードにしたり、menuであればオーダーヒートマップを活用する、等といったやり方もある。

記事で紹介してきたこれらの事をしてもバイクほどの稼ぎには当然及ばないが、こうやって出来る事を出来るだけしていけば、自転車でもまだそれなりの稼ぎを得られる地域というのはかなりあると思う。

満足な稼ぎとなる額を自分の中でどれくらいに設定しているかにもよるが、自転車でも出来る事をとりあえずやる価値はあるだろうと思う。

別記事で詳しく自転車配達パートナーの戦い方の記事を書いたので、よろしければ参考にして頂ければと思う。

スリコ(300円)の数字に捉われすぎなければUberの報酬額は他社と大して変わらない

100円玉三枚
スリコ

Uberから最初に提示される「300円」の数字のインパクトに引っ張られがちだが、実は時間効率や件数インセンティブを加味して考えれば、一件当たりの報酬額は他社とさほど大きな差では無いという事をここまで書いてきた。

しかし自転車のみならずバイクでさえも受けれるオファーが各社で少なくなって来ているのも事実なので、私のように自転車でなんとか粘って配達を続けたい人は記事で書いてきたような事なり出来る事を出来る所までやって、

それでもそろそろダメかなと感じたならバイクに切り替えるなり、他の仕事に移れるようにするという形でも良いと思う。

完全にダメになってしまう時のために、出来るだけ早めの準備をして次の対策を打っておいた方が良いとは思う。

自転車配達パートナーは「300円」という数字に捉われ過ぎずに、Uber Eats も

「貴重な同時オンラインの内の一つのプラットフォーム

として活用する価値は大いにあると思う。

Uber Eats の300円(スリコ)の仕組みに関してもっと詳しく知りたい方は、次の記事も参考にして頂ければ。

ここまでご精読頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました