私はフードデリバリーの配達用に自転車を使用しているのだが、最近電動アシスト無しのクロスバイクから電動クロスバイクであるBRIDGESTONEの「TB1e(ティービーワンイー)」に乗り換えた。
結論としては素晴らしく良い自転車だと感じた。
もちろん配達用のみならず配達以外のサイクリングや通勤使用等にも、おすすめ出来る要素となる部分がTB1eには沢山ある。
全くデメリットが無いわけでもないのでメリット·デメリット両方書いていこうと思う。
総合的に見ればメリットの方が明らかに大きかった。
フードデリバリー配達用にアシスト無しのクロスバイクから乗り換え
元の自転車は新車で7万程で購入したアシスト無しのクロスバイク。
アシスト無しのクロスバイクを使っている配達員も多い。
実際ママチャリに比べたらウンとスイスイ走ってくれて楽だし稼働範囲も広がる。
アシスト無しのクロスバイクを多くの自転車配達員が使っているのも納得だ。
アシスト無しのクロスバイクには多くのカスタムを加えていた
私自身はアシスト無しのクロスバイクを使っている時、デフォルトの状態でもよく走ってくれる自転車ではあったが配達用に多くのカスタムを加えた。
アシスト無しのクロスバイクに加えたカスタム内容については別記事でも書いてきたが例えば、
- タイヤを軽くてパンクに強く、配達に合った太さにする
- タイヤチューブを軽さとパンクに対する強さを持ち合わせ、振動吸収性の高い物にする。
- スプロケットをクロスレシオ化し、街中を走りやすくする
他に大きな変化のあったカスタムとしてフルクラムレーシング5というロードホイールへの交換も行った。
私の使っていたアシスト無しのクロスバイクはロードホイールも履けるクロスバイクなのでロードホイールへの交換も行ったのだ。
最近のクロスバイクはロードホイールも履ける物が多い印象だ。
ホイール交換というのは少し良い物にするだけで大幅に走りが変わるカスタムなので、コストの掛かるカスタムではあるが投資をした。
私が使っているのは旧モデルのレーシング5。
ホイール価格もピンキリで10万円を超えてくるようなより高級なホイールもあるが、フルクラムレーシング5でもクロスバイクでデフォルトで付いているような安いホイールと比較すれば大幅に走りは軽くなる。
アシスト無しのクロスバイクならではのカスタムとしてはこれらの事を行ってきたがその結果、
新品状態のクロスバイクとは比較にならないほど走りが大幅に軽く、快適になった。
多くのカスタムをしたクロスバイクよりも圧倒的に配達しやすくなった「TB1e(ティービーワンイー)」
配達用にあらゆるカスタムをしたアシスト無しのクロスバイク。
これはこれで配達しやすかった。
ママチャリで配達する場合なんかに比べたら、こなせる件数や距離等が全く異なるようになる。
しかしながらそんな配達用に多くのカスタムをしたアシスト無しのクロスバイクよりも大幅に配達しやすく、走りやすく、便利になった自転車が「TB1e(ティービーワンイー)」なのであった。
アシストによる恩恵を感じられる走行シーン
特に次のような場面で電動アシストの恩恵を受けられる。
- 坂道走行(上り坂)
- 漕ぎ出し
- 強風の時
- 荒れ気味の路面を走る時
それぞれについて詳しく書いていこうと思う。
上り坂走行と漕ぎ出し
アシスト自転車に乗った事がある人はお分かりかと思うが、アシスト自転車の上り坂走行と漕ぎ出しの軽さには驚かされる。
TB1eの場合、走行モードには3種類ある。
走行モード | 特徴 |
---|---|
パワーモード | 急勾配の坂道に |
オートモード | アシストと距離、両方を求める時に |
エコモード | 長距離の走行に |
私の場合はいつもパワーモードで走っているのだが、
- 急勾配の上り坂
- 信号待ち等での停止状態からの漕ぎ出し
この2つの場面がアシストの恩恵を最も感じられる。
この快適な走りに慣れてしまうと、もうアシスト無しの自転車には戻れない。
距離を走りまくる配達員であればそういう気持ちになってしまうだろうと思うほど快適だ。
グングンアシストしてくれてスイスイと進む。
飲食店や住宅街を走る事の多い配達員は、信号が多い場所や人混みになりやすい場所も走る事になる。
すると必然的に「ストップ&ゴー」の場面が多くなる。
アシスト無しのクロスバイクの時は30㎞などのハイスピードこそ電動自転車より出しやすかったが、配達をしていると市街地や住宅街を走る事が多いのでそんなスピードを出せる場面なんて少ないし、
そもそもいつもそんなハイスピードで走っていたら危ない上に衝撃や振動による配達している商品へのダメージも気になる。
つまり配達ではいかに低速から中速域の走りをスムーズな物にするかが大事になってくる。
この時に「漕ぎ出し」をアシストしてくれるTB1eはウンと配達を楽に、効率良くしてくれる。
低速から中速域(スピードが20㎞ぐらいまで)の走りに関してはアシスト無しのクロスバイクよりTB1eの方が圧倒的にスムーズだ。
風が強い時
台風が接近している時等、あまりに危険な強風の日はさすがに配達はしない。
そもそも危険だと判断すれば会社側がサービスを停止する。
しかし普通に風の強い日程度であれば、電動自転車はアシスト無しのクロスバイクの時と比べたら圧倒的に走りやすくなる。
アシストの無しの自転車で向かい風や横風が強く吹いている時の進みの悪さというのは物凄い。
特にその自転車で仕事をしているとなると、なかなか進まないせいで配達件数をこなしにくくなって本当に効率が悪くなるし体力的にも一気に消耗していく。
TB1eに変えてからはこの問題点も大きく解消してくれた。
もちろんTB1eでも強い向かい風や横風が吹いている時の進み具合は、風が穏やかな日なんかに比べたら悪くなる。
しかしながら走行モードでパワーモードを使う等すれば、アシスト無しのクロスバイクを使っていた頃よりウンと風に対しても強くなり、グイグイと風に負けじと進んでくれる。
体力的にも圧倒的に楽になった。
風に対する事としてTB1eにはもう一つ大きな良さがあった。
それはアシスト自転車である分アシスト無しのクロスバイクと比べて車体重量がある。
私の場合は車体重量差として10㎏程度重くなった。
車体重量が以前のクロスバイクより重くなったおかげで風が強くても車体が倒れそうになったり、ハンドルを取られたりしづらくなった。
安全面でも大きなメリットがあったのだ。
荒れ気味の路面を走行する時
道を走る際、同じコンクリート上でも綺麗に舗装された路面もあれば少々ヒビが入ったような路面もある。
こういった荒れ気味の路面を走る際、アシスト無しのクロスバイクの場合はガタガタと衝撃や振動が来てスピードダウンに繋がる。
そもそもそういった所でも何とかスピードを出そうとすると、普通のクロスバイクの場合はTB1eよりも高圧タイヤであることも重なり、衝撃が凄くてフードデリバリーで運んでいる商品が衝撃でこぼれたり荷崩れしたりするんじゃないかと心配になる。
TB1eはその問題点も大幅に解消してくれた。
TB1eはスポーツタイヤで使われるカチカチの高圧タイヤでは無く、一般のシティ車(ママチャリ)で使用されている低圧タイプの物。
空気圧で言うと、
- アシスト無しのクロスバイクで32cタイヤを使用していた時の適正空気圧は5気圧程度
- TB1eの適正空気圧は一般のシティ車での適正空気圧である3気圧程度
であった。
TB1eの適正空気圧は説明書に記載されていた。
他の簡易的確認方法として、自転車乗車時の地面とタイヤの接地面の長さが9~10㎝になるようにするという事も説明書に記載されている。
この3気圧と5気圧の違いは大きい。
手でギュっとつまんでタイヤの硬さを確認した場合の感覚も全然3気圧の方がソフト。
少しだけ凹む感覚。32cタイヤの時の自転車の場合はほとんど凹みの感覚もなくカチカチだった。
空気圧が低くなってクッション性が増し、それに加えて32cタイヤと同程度の太めのタイヤである事によってエアボリューム(空気の容量)が大きくなり、クッションとなる部分が大きくなる。
その結果荒れ気味の路面を走る際も明らかに衝撃や振動がマイルドになる。
以前よりは無駄に衝撃や振動が来ない分、スピードの減速も緩和されグイグイと走破していってくれる感覚になった。
そして当然フードデリバリーで運んでいる商品の荷崩れ等の心配も軽減されたのである。
もちろんあまりに荒れすぎている路面の場合はTB1eでも厳しい。
しかしながらもしも今までに使っていた比較対象となる自転車が、
「サスペンション付極太タイヤのMTB」のような抜群に乗り心地の良い自転車である場合には、TB1eは「乗り心地の硬い自転車」と間違いなく感じるだろう。
抜群のバッテリー持ちの良さ
私は最新モデルであった2022年モデルのTB1eを購入した。
ただでさえ走行可能距離の目安が長く、より長距離を走れる事で評判だったTB1e。
2022年モデルではより走行可能距離の目安が長くなった。
買うにあたって多くの電動自転車の性能を確認してきたが、ここまで長い距離を走れると謳っている電動自転車というのは私は他に見たことが無い。
パワーモード | オートモード | エコモード | |
---|---|---|---|
2021年モデル | 54㎞ | 90㎞ | 130㎞ |
2022年モデル | 62㎞ | 105㎞ | 200㎞ |
TB1eには回復充電機能が搭載されている。
走りながら充電する機能というものだが、これには3種類の機能がある。
- ブレーキ回復充電機能…後ブレーキレバーを握った時に作動
- 平地自動回復充電機能…走行中にペダルを漕がない時に作動
- 下り坂自動回復充電機能…下り坂等でペダルを漕がない状態のまま「ペダルを漕ぐのをやめた時の速度」または「後ブレーキレバーを離した時の速度」を上回る時に作動
こういった機能もあり、抜群に長い走行可能距離を実現しているわけだ。
大きく乗り味の異なる3種類の回復充電機能
しかしながらこういった回復充電が行われる場面では制動力が働く。
この制動力は回生ブレーキと言って、つまりは回復充電される事と引き換えにある程度ブレーキが自動で利いて減速されるという事。
説明書をしっかり読めば気付く事だが、実はこの回生ブレーキの使い方にも3種類の設定がある。
この3種類の設定のどれを選ぶかで全くと言っていいほど乗り味が異なる。
ちなみに買ったばかりの人では意外とこれを知らない人がいます。
知らないまま使い続けている人もいるようだ。
この設定を知ってる人と知らない人ではTB1eに対するイメージが全く違ってくるだろう。
モード | 回復充電機能 | お勧めの環境 |
---|---|---|
0L | 平地自動回復充電機能(切) 下り坂自動回復充電機能(弱) | 郊外や、平坦な道が多い環境 |
1L | 平地自動回復充電機能(入) 下り坂自動回復充電機能(弱) | 市街地や、平坦な道が多い環境 |
1H | 平地自動回復充電機能(入) 下り坂自動回復充電機能(強) | 坂道や、長い下り坂が多い環境 |
回復充電機能 | 制御力 |
---|---|
平地自動回復充電機能 | 弱 |
下り坂自動回復充電機能(弱) | 弱 |
下り坂自動回復充電機能(強) | 強 |
私も各モードを実際に試し、これら3つのモードを切り替えることによって乗り味は全く変わることを確認した。
関東郊外地域で配達するためにTB1eを使っている私は、推進力重視で基本的にほとんどの場面で「0L」モードにしている。
上の写真のように操作すると回復充電機能の3つのモードを切り替える事が出来る画面に移る。
画面が切り替わったら2つのボタンの上の方を押してモードを選び、下のボタンで決定する。
上の三枚の写真が実際に3つのモードそれぞれを選んで表示されている状態。
TB1eの場合、新車で購入するとデフォルトの設定で「1L」に設定されている。
この3つのモードを知らずにデフォルトの「1L」のままで使用している人もいるようだ。
何を隠そう、私自身もその一人であった。
「1L」のままで最初使っていた頃は正直、
確かにアシストの恩恵は受けれるけど…思っていたよりは進まないなぁ
と感じてしまっていた。
しかしながら「0L」モードがある事を後に知り、使ってみたところ一気に進む自転車に変わってくれた印象だった。
当然ながら「0L」モードにするとバッテリーの減りは早くなる。
ただ長い時だと1日で8~10時間(走っていない待機時間や休憩時間等を含めた拘束時間)、
距離にして60㎞、70km以上配達で走ることもあるが、
フル充電された状態からスタートすれば、常時パワーモードかつ「0L」モードという最も推進力重視でバッテリーが減りやすい使い方をしていてもバッテリーを切らした事は無い。
そういった使い方で一番バッテリー残量が減った時で残量20%だった(私の個人的な経験則です)。
「0L」モードであっても「ブレーキ回復充電機能」と「下り坂自動回復充電機能(弱)」はあるので、ここをしっかり使っていればある程度回復充電をしてくれる。
その日のバッテリーが持ちがあやしいと思えば途中で「1L」モードや「1H」モードに切り替える事だって出来る。
足はかなりしんどくなるかもしれないが走行モードを「オートモード」や「エコモード」に切り替える事だって出来る。
こういった形でバッテリーを節約する事も可能だ。
一旦充電機器の置いてある家などに帰る事が出来るならばそこで一気に充電することも出来る。
使い方を少し工夫すればTB1eでバッテリー切れを起こすことなんてまず無いだろう。
TB1eのバッテリー持ちの良さは距離を走りまくる配達員や長距離サイクリングを楽しみたい人などにとっては物凄く大きな魅力となる。
コストパフォーマンスが良い
物価高の影響もありTB1eも値上がりしてきている。
それでもTB1eはスポーツタイプの電動アシスト自転車としては低価格で買える部類に入る。
TB1eには次のような多くの物が初期装備で付いてくる。
- フルフェンダーの泥除け
- サイドスタンド
- サークル錠
- バッテリーの電力を活かしたフロントライト
- ベル
これら全て込みでTB1eは15万円程度の価格だった。
電動自転車を選ぶ際、多くのメーカーや車種の電動自転車について調べてきたが15万円程度で買える物は少なかった。
もちろんもっと安い物もあったが走れる距離の目安がTB1eと比べたらグッと短くなったりする。
TB1eのようなスポーティーな見た目の電動アシスト自転車は価格の高い物も多い。
しかしTB1eより高い値段の物であれば、もっとアシストの力がパワフルであったりするし、実際TB1eのレビューをしている方々の声を見ているとアシスト力が物足りないという声も見る。
私自身レンタルでママチャリタイプのパナソニックの電動自転車で走った事もあるが、アシスト力に関してはこの電動自転車の方が特段大きな差では無いがパワフルだったようにも感じた。
しかしながら15万円程度の価格で、
- スポーティーな見た目の自転車を買える
- 抜群の走行可能距離を誇る
- 初期装備で多くの物が付属する
そんな「TB1e」はコストパフォーマンスの面では凄く良いと感じた。
アシスト力に関しても先述してきたように、
走行モードや回復充電機能の設定の仕方によって配達で使うにはTB1eも十分なアシスト力になると感じた。
配達仕様にカスタムしやすい
配達仕様にするため、いくつもTB1eにカスタムを加えてきた。
TB1eはそのカスタムするのにいくつか都合の良い点があった。
主な所では、
- リアキャリアを取り付けるためのダボ穴が付いている
- バッテリーの位置がドリンクホルダーやフレームバッグ等を取り付けるのに都合の良い位置にセットされている
こういった点があった。
具体的に書いていこうと思う。
リアキャリアを取り付けるためのダボ穴が付いている
ダボ穴が無くてもリアキャリアを取り付ける事は可能だが、よりしっかりと頑丈に固定するため、かつ見た目的にも収まりの良いフレームダボ穴に取り付けるタイプのリアキャリアを私は取り付けている。
私の場合TB1eに純正リアキャリアを取り付け、その上にフィックスキャッチという底の浅いタイプのラックを取り付け運用している。
ここに配達バッグを置いてストラップで固定したり、バッグを背負ったりの繰り返しで配達している。
リアキャリアをしっかりと固定して、見た目上もスマートに取り付ける事の出来る「ダボ穴」が付いていたのは配達員の私にとっては都合が良い。
フレームにドリンクホルダーやバッグを取り付けるのに都合の良いバッテリー位置
ダウンチューブ上の位置に大きなバッテリーを取り付けているタイプの物ある。
写真のドリンクホルダーが取り付けられている位置だ。
長年スポーツ車に乗ってきた私にとって、この位置にはドリンクホルダーやフレームバッグを取り付けるのが当たり前であったのでここが使えないのは都合がよろしくなかった。
しかしながらTB1eの場合は後輪とシートチューブの間、今まで「空き」となっていた空間部分を埋めるようにしてバッテリーがしっかりと固定して取り付けられているのでここも非常に都合が良かった。
今まで多くのスポーツ自転車使用者を街中でも見てきたが、私と同じようにフレームの三角内部分にドリンクホルダーやフレームバッグ、他には施錠用ロック等を取り付けているスポーツ自転車使用者というのは非常に多い。
そして反対にTB1eのバッテリーが付いている後輪とシートチューブの間は空きとなっていて使っていなかった人も多いと思う(というより普通のクロスバイクの場合はスペース的に狭くて取り付けられない場合が多いだろう)。
TB1eのバッテリーが付いている位置は後輪から目の前の位置であり、安全面を考慮するとこの位置には不安定な物等、下手に何かを取り付けられないと感じる。
となるとやはり、この位置にしっかりと固定された状態で安全に取り付けられているTB1eのバッテリーというのは、非常に安全面でも利便性の面でも良い位置に取り付けられていると言えると感じる。
TB1eに乗ってきて感じたデメリット
デメリットとして感じた事は多くは無いが、いくつか書いていこうと思う。
タイヤのグリップ力が低めで少々滑りやすい
TB1eの初期装備付いているブリヂストンの「ロングレッド」というタイヤ。
このタイヤは頑丈でパンクしにくい事を謳っているが、そこは3000~4000㎞走ってきて確かにそうだと感じている。
私の場合は夜も走行することも多くあり、
やばい!チャリーン!という音で今、鋭利な何かを踏んでしまった!
という場面が今まで何度かあったが、まだ1度もパンクしていない。
ちなみに他の方々のレビューでも全然パンクしないという評判はよく見る。
しかしながら特に雨の日に感じる事だが、アシスト無しのクロスバイクで使っていた高圧タイヤ
(別記事でも書いたが、私の場合は32cの太さのパセラジャケットというタイヤや、28cの太さのコンチネンタルウルトラスポーツ3というタイヤを使っていた)と比べ、滑りやすさを感じた。
晴れの日のドライな路面で走る際には特に問題ないが、雨の日は何回か「キュルキュルッ!」と転倒するまでには至らなかったが少し滑った場面があった。
特に鉄素材の上(マンホール等)は走る際には気を付けた方が良い。
このような鉄素材の上を走る際に滑りやすくなるのはどの自転車でも同じだが、TB1eはパンクに対する強さを高めてタイヤが硬くなっている影響もあるのだと思うが、
普通のママチャリや私が使っていたアシスト無しのクロスバイクよりも滑りやすい印象を受けた。
しかしタイヤに関しては「消耗品」。
寿命が来た時点で滑りにくいタイヤ等、別のより自分に合ったタイヤに変更するのもありだろう。
制動力の高い前後Vブレーキのクロスバイクと比較すると制動力が落ちる
TB1eの場合は前はVブレーキを使用しているが、後はローラーブレーキを採用している。
前後制動力の高いVブレーキを使っているクロスバイクやMTBに乗り慣れている人達からすると、このTB1eのブレーキは制動力が物足りないと思うかもしれない。
私自身としては確かに前後Vブレーキを採用していたアシスト無しのクロスバイクを使っていた時の方が「ピタッ!」と止まれる感覚というのはあった。
しかしながらTB1eも前ブレーキはVブレーキを採用しており、後のローラーブレーキは制動力は落ちるが前後のブレーキをしっかり使っていれば特別制動力が低いとは感じない。
後ブレーキでスピードのコントロールをしながら前のブレーキでしっかり止まるといった感覚だ。
TB1eのブレーキもコストはかかるが、グレードの高いブレーキ(例えばシマノのDEORE)に変更してより制動力を高める事も出来る。
この記事の後半部分のおすすめカスタムの所で紹介するが、
とりあえず簡単に出来る事として「ブレーキシュー交換」がある。
劇的な制動力アップにはならないが、低コストで簡単にとりあえず気持ち制動力を上げるカスタムとしておすすめだ。
両輪駆動によるアシスト力
電動自転車の駆動方式には「両輪駆動(前輪駆動とも言われる)」と「後輪駆動」がある。
TB1eは両輪駆動を採用している。
- 両輪駆動とは前輪はモーターの力で、後輪はペダルを漕ぐ人の力で動力を生み出す方式。
- 後輪駆動とはべダル付近にあるモーターの力をチェーンを介して後輪に伝える方式。
つまり後輪駆動の場合は漕ぐ力とモーターの力が後輪に集約される。
アシスト力の違いとなる要因には両輪駆動であるか後輪駆動であるかのみならず、車種によっても違ってくるが、両輪駆動のアシスト力は思ったほどは強力では無かったというレビューも度々聞いたり目にしたりする事もある。
私自身の体験談としてはレンタルでパナソニックのママチャリタイプの電動自転車を使ったことがあり、これは回復充電機能の無い後輪駆動型にあたるがアシスト力は確かにこちらの方が強力に感じた。
しかし先述したようにTB1eは走行モードや回復充電機能の設定次第では、配達で使うのには満足できるほどのアシスト力は備えていると感じた。
そして両輪駆動ならではの良さである、回復充電機能による圧倒的な走行可能距離の長さがあるので単純に後輪駆動だから良いとは言えない。
電動自転車をどういう使い方で使用する予定なのかによって、選ぶ駆動方式も車種も変わってくるだろう。
おすすめのカスタムやアイテムなどを紹介
過去記事も紹介しながらTB1eおすすめのカスタムや装備品、アイテムなどを紹介していこうと思う。
配達用のみならず、普段使用やサイクリングで使う場合にもおすすめ出来る物まで紹介させて頂く。
エンドバー&エルゴグリップ装着
私のように1日の中で長時間、長距離を走るという使い方をする事がある人には絶対おすすめのカスタムだ。
長い時間乗り続けるのにエンドバー&エルゴグリップ無しでの走行は私にとっては考えられないほどになっている。
過去記事の中でこのカスタムをすると圧倒的に手の痛みや疲労が和らぐという事を書いたので参考にして頂きたい。
何故そうなるのかまで書かせて頂いた。
そしてもし価格が高くなっても良いからとにかく良質なエンドバー&エルゴグリップが欲しいという方には、ハンドルグリップ界の帝王とも言える「エルゴン(ERGON)」をおすすめする。
Deemountと並行して最近に私が使っているのは上記の種類のエルゴン。
やはり価格が高い高級品だけあって握り心地というのは非常に良い。
先に紹介したDeemountというブランドのグリップも価格の安さから考えれば非常に良いグリップだ。
たださすがにエルゴンはもっと良いとはっきりと言えるし、価格が高いのにも関わらず多くの人に愛される人気の定番ハンドルグリップだ。
このエルゴンを実際に複数種類私も使ってきたが、エルゴンには物凄く多くの種類がある。
クッション性に優れたサドルカバー装着
上記写真のデフォルトで付いているサドル。
個人的にはデザインも良く、ロードバイクの硬いサドルも知っている私にとってはクッション性もかなり良いと感じる。
とはいえ長時間乗り続けるとお尻の痛みは発生しやすい。
痛み軽減のために私はサドルカバーを取り付けている。
私はOtureというブランドのサドルカバーを使用している。
このサドルカバーの良い所は、TB1eのデフォルトのサドルのサイズにピッタリと合ったサドルカバーである事。
私の経験上どのサドルカバーを使っていても、長時間サドルに座っている中で全くお尻の痛みを無くすのは難しい。
しかしながらこれを取り付ければグッとクッション性は向上し、お尻が痛くなりにくくなるというのは間違いない。
それに加えてこれの「進化版」というのを選ぶと後部にポーチが取り付けられているのが便利だ(ポーチが付いていない「初代」タイプもある)。
ここに私は購入時に付属してきた防水カバーを折りたたんで入れている。
雨が降ってきた時にはサッと取り出せるのが良い。
サドル自体をよりクッション性の高い物にしたい場合
「サドルカバー」無しでサドル自体をよりクッション性のあるタイプのものにしたい、という場合におすすめの物を後に見つけたので紹介させて頂こうと思います。
大きな厚みと座面の広さがあって、サスペンション機能も付いており、スポーツタイプの自転車に付けるサドルとしては非常にお尻が痛くなりにくい良いサドルだ。
これであればサドルカバーを取り付ける必要は無いと感じてます。
それくらい衝撃吸収性や振動吸収性の高いサドルです。
もし、これでもサドルカバーを取り付けたいという場合は、この大きいサドルのサイズに合ったサドルカバーを取り付ける必要が有ります。
インナータイプのサイクルパンツ着用
そして私はお尻の痛みをさらに軽減するためサイクルインナーパンツも着用している。
普通のズボンの下にインナーパンツとして履くタイプだ。
複数種類で何枚か持っているが、生地が頑丈でしっかりしておりクッション性が高くてクッション面も広く、特に履き心地が良かったものは下記のサイクルパンツだ。
さすがにあのロードバイク乗り達が履いている本格的なピッチピッチタイツのサイクルパンツを、配達中に履こうとは思わない。
これをインナーとして中に履いて普通の仕事用の綿のパンツを上に履くといった形だ。
サドルカバーとサイクルインナーパンツを組み合わせればお尻の痛みを大きく軽減出来るはずだ。
このインナータイプのサイクルパンツ。
価格の高い有名ブランドのサイクルパンツと比較しても良いサイクルパンツだと感じたので別記事でより詳しく書かせて頂いた。
シマノブレーキシュー M70T4装着
まずは下の画像をご覧いただきたい。
左側がTB1eデフォルトのブレーキシュー。
右側がシマノブレーキシュー「M70T4」。
まず一目で分かるぐらいに大きさが違う。
物理的に考えて、ブレーキシューがホイールリム部分に当たり制動力や摩擦抵抗になる接地面積の大きさが大きくなるわけだから、制動力が上がるというのは想像に難くない。
そして何といってもブランドが世界のシマノ(SHIMANO)ブランド。
自転車が好きな人からすればシマノブランドのパーツは総じて品質レベルが高いというのは常識となってるとも言える。
この「M70T4」は私はアシスト無しのクロスバイクの時からずっと使用している、言わばブレーキシューのド定番モデルと言える物だ。
ドライ(晴れ)&ウェット(雨)両方の環境への対応もしているモデルだ。
高品質なブレーキシューでかつブレーキをかけた際のホイールリムへの接地面積も大きくなり、劇的なものでは無いが気持ち制動力を上げてくれるといった感覚だ。
劇的な制動力アップでは無いにしても低コストで簡単に気持ち制動力アップ出来るカスタムという意味でおすすめだ。
自転車が好きで普段乗り込んでいる人達であれば違いに気付ける、分かるレベルの制動力アップかと思う。
別記事では「M70T4」と安価なブレーキシューとを比較した記事を書いたので、ご覧になって頂ければより詳しく「M70T4」について知って頂けるかと思う。
他の方々のレビューを見るとさらに本格的に制動力を上げる方法として、ブレーキ本体をシマノの「DEORE」に換装している人もかなりいるようだ。
DEORE(ディオーレ)というのは簡単に言えばMTB向けシマノ製品のグレードの高さを示す言葉。
私としてはルイガノのクロスバイク(アシスト機能無し)も持っているのだが、
そのクロスバイクは同じくシマノの「ALTUS(アルタス)」グレードのVブレーキと、「M70T4」のブレーキシューという組み合わせで運用している。
前後ともこの組み合わせのブレーキを使っているが、やはり制動力というのは素晴らしい。
全く別の安いクロスバイクでノーブランドのブレーキを使っていた時もあったのだが、制動力は比べ物にならないくらい「ピタッ!」と止まってくれる感覚だ。
そんな素晴らしいと感じた「ALTUS(アルタス)」グレードよりも上に位置するのが、このDEORE(ディオーレ)グレードである。
となると、このDEOREのVブレーキの制動力が高いと評判なのは、
当然そうなるよな
と、ALTUSグレードのブレーキでも満足していた私は感じた。
TOPEAK製ドリンクホルダー モジュラーケージ2装着
先述したように、このTB1eにはフレームのダウンチューブ上にドリンクホルダーを取り付ける事のできる穴とボルトが付いている。
ドリンクホルダーにも多くの種類があるが、私がこのトピーク製のドリンクホルダーである「モジュラーケージ2」をおすすめする理由は底にあるボタンを押すことによってサイズ拡張できるからだ。
それに加えて重量が軽いのも良い。
拡張機能によってあらゆるドリンクのサイズに合わせた調整が出来る。
定番サイズの500mlのペットボトルはもちろんピタッと嵌まる。
私の場合はサーモスの500mlサイズや750mlサイズのタンブラーを嵌めての使用もしていた。
ただサーモスをはめると走行振動による音鳴りもしやすいので、気になる場合はボトルカバーを装着したりの別途工夫が必要になる。
追記
同じくサーモスブランドから、後に専用設計の「自転車ボトルケージ用ボトル」という物が出ていたので紹介しようと思う。
- 専用設計でケージにしっかりはまる
- ケージから取り出しやすく、握りやすい形状
- サビに強い塗装
- ワンタッチで飲み口の開閉可能
- 保温・保冷効果
- 容量580mlのサイクリングに丁度良いサイズ
といった特徴を持つ、サイクリストにはとても魅力的なボトルだ。
フレームバッグ装着&収納するグッズ購入
フレームの空きスペースを有効活用したフレームバッグだ。
このフレームバッグであれば先に紹介したTOPEAKのドリンクホルダーとスペース的に同時使用出来る。
フレームバッグがあると、
- 携帯工具
- 瞬間パンク修理剤
- モバイルバッテリー
- 予備のロック
など、あらゆる小物を入れる事が出来るので非常に便利だ。
ちなみにフレームバッグには私はユニクロのコンパクトに折りたためる「薄手のパーカ」を入れたりもしている。
配達中の暑さや寒さの調整に役立つ。
実際に私がバッグに入れている物を紹介していきます。
持ち運び用の携帯ツール(工具)としてはこの機能数で十分であり、出先で困ったことは私は無い。
安い携帯ツールと比較した場合、クランクブラザーズのようなお高めの物というのは、より精度が高く作られておりボルトを締める際にはネジ山をなめにくくなる。
有名ブランドTOPEAKの3000円程度の携帯工具も所持していたが、このクランクブラザーズのツールの方が頑丈でネジも締めやすいという印象だ。
モバイルバッテリーは配達員の間で非常に評判の良かった物にした。
同じ価格帯で同じ10000mAhの容量のモバイルバッテリーを他にも2種類試したことがあるが、モバイルバッテリーはブランドによって全然品質が違う。
このAnkerのモバイルバッテリーは壊れにくくてバッテリー持ちが非常に良く、サイズもコンパクトで軽い。
Ankerはモバイルバッテリーのメーカーとして定番ブランドでさすがに品質は高かった。
そして私はケーブルもAnkerの物を使う事が非情に多い。
100均などで売っている安いケーブルよりも明らかに頑丈で折り曲げに強く長持ちしてくれる。
瞬間パンク修理剤は私のようにTB1eを配達用として使っていたり、通勤用として使っていたりする人達に特におすすめの物だ。
こういった場面で使う人達にとっては「パンク」を起こされると非常に困る事になる。
これを常備しておけば万が一の場面でパンクしてしまった時のための、とりあえずの「お守り」を常備しているとなって気持ち的に楽になる。
もちろんこれでも対応しきれないパンクもあるが何も持っていないよりは全然良い。
よほど大きな穴の開いてしまったパンクでもなければ、とりあえず緊急用としてパンク対応出来るケースが多いはずだ。
ちなみに私の場合は瞬間パンク修理剤の出番が来たことは一度も無い。
フロントライト ENUOTEKブランド「Y98」装着
デフォルトでTB1eの場合はフロントライトが付いている。
TB1eのバッテリーからの電力を使い、暗くなると自動点灯もしてくれる便利なオートライトでもあるが、
街灯が少ない暗い夜道等を走る際はデフォルトのフロントライトでは明るさが全然物足りないと感じた。
なのでこのライトとは別の明るく光るフロントライトを別途購入した。
左側がデフォルトのライト。
右側が追加購入したENUOTEKのライト。
私は左側ライトは予備ライト、右側を本ライトとして運用している。
別途購入したこのENUOTEKブランドの「Y98」という自転車ライトの良い所は、
- 物凄く明るい
- 明るさ&光色が複数パターンある
- バッテリー残量が数字表示されてバッテリー切れの可能性が低くなる
- 5800mAhの大容量でバッテリー持ちが非常に良い
- モバイルバッテリーとしても使用出来る
- 防水性能がある(IP65という防水規格)&耐衝撃性を持つ(アルミ合金)
といった所に魅力を感じこれを選んだ。
「Y98」を本ライトとしてデフォルトのライトは予備ライトとして使用すれば、電池が切れてライトが無く無灯火になってしまうという最悪の事態はまず防げるだろう。
このENUOTEKブランドの「Y98」というライト。
価格の高いキャットアイブランドのライトと比較しても非常に良いライトだと感じたので別記事でより詳しく書かせて頂いた。
テールライト キャットアイ「OMNI5」装着
リア側に装着するテールライトに関してはキャットアイのド定番「OMNI5」を使っている。
デフォルトで赤い反射板が付いているが、より安全性を高めるため私はこの反射板と一緒にテールライトも並べるように装着している。
上がデフォルトの反射板で下がキャットアイ製のテールライト。
このテールライトは非常に防水性が高いと感じる。
土砂降りの雨の中でも使ったりで何年間も愛用しているが一度も壊れたことが無い。
そして乾電池式のテールライトなので出先で電池が切れても簡単に新しい電池と交換出来るのもメリットだ。
ライトの光り方に複数のモードがあり使うモードにもよるが電池持ちも非常に良いという印象だ。
個人的にですがこのOMNI5のラピッドモードがお気に入りです。
OMNI5の光り方は詳細記事の方に動画で載せているので興味あればご覧頂ければと思う。
固定力の高いスマホホルダー装着
配達員にとって欠かせないスマホホルダー。
あとは長距離サイクリング等でスマホのマップアプリを使いたい人にも欠かせない。
長い時間長距離を走るような人達が一々自転車を停車させ、スマホをポケットから取り出し、地図を確認する…
なんて煩わしい事はしたくないだろう。
配達用アプリも地図アプリも使いまくる配達員にスマホホルダーは必須と言える。
もちろんスマホホルダーを使っていてもスマホを見たり、操作したりする際は安全には十分気を付けなければならない。
このスマホホルダーの特に良い所は四つ角で固定するタイプでは無く、上下から挟み込むタイプでスマホとの接地面も大きく、走行中のスマホ脱落の可能性を低くしてくれている点。
ロックレバーもありガッチリと固定する事が出来る。
リアキャリア&フィックスキャッチ装着
この組み合わせは特に配達員へのおすすめになる。
もちろんリアキャリアなどは使わずに保温バッグをずっと背負って配達している人も多い。
私もかつてはそうだった。
しかしながらリアキャリア&フィックスキャッチを使うようになってからは、大きくて重量のある保温バッグをいつも背負わなくてよくなりウンと配達が楽になった。
自転車に固定している時の方が体力的にウンと楽になる。
私の場合は保温バッグを背負う場面とフィックスキャッチに固定する場面の両方がある。
荷崩れや溢れるのが心配な商品を運ぶときは、路面からの振動や衝撃が伝わりにくくなる背負いにしている。
背負いにすると、膝やサドルのクッション性、保温バッグの肩紐などが振動や衝撃を吸収するサスペンション代わりになってくれる。
振動や衝撃が自転車や体に伝わり、1番最後に保温バッグに到達するという感覚だ。
背負い時には浅型ラックであるフィックスキャッチが役立つ。
後ろに浅型ラックでは無く大きなカゴ等を取り付けてしまうと、カゴの大きさや取付位置にもよるが保温バッグを背負った時にスペースが無くバッグがカゴにぶつかってしまい、背負えなくなるケースがある。
フィックスキャッチであれば背負った時のバッグの位置が「空間」になるので問題ない。
フィックスキャッチにバッグを固定すると、後輪タイヤのすぐ上、自転車に直接取り付ける形になるので、背負った場合と比べると路面からの振動や衝撃がダイレクトにバッグに到達するような状態になってしまうので注意が必要だ。
このフィックスキャッチ、Uber Eats バッグであればピッタリと嵌まる。
ここにストラップバンドを使ってしっかり固定すればバッグが脱落する事はまず考えられない。
上記画像はフィックスキャッチにピッタリと嵌まるUber Eats バッグに左右から固定バンドを掛けた状態。
このUber Eats バッグは転売目的で価格が吊り上がっている事も多いので注意して頂きたい。
Uber Eats バッグでは無くUber Eats バッグのようにはピッタリとは嵌まらない、フィックスキャッチの枠に対して少し隙間となる部分が出来るような小さめのバッグであっても、
ストラッブバンドでしっかりと固定すればバッグが脱落するなんてことは私の経験上まず無い。
フィックスキャッチにはストラッブバンドのフックを引っ掛ける事が出来る部分がきちんとある。
矢印で示すようにフィックスキャッチの前後左右4か所にフックを引っ掛けられる箇所がある。
前傾姿勢の角度調整が出来る可変ステム装着
ハンドル位置を高くしたり近くしたりの調整をするのに役立つパーツ。
特に配達員へのおすすめカスタムだ。
ハンドルを低くしてスポーティーな見た目で配達したいという人にはおすすめしないカスタムだが、ハンドルを低くして上体の前傾角度が深くなると保温バッグを背負う機会の多い配達員には不都合だ。
前傾姿勢と共に保温バッグが斜めになってしまえば、背負っている中身の商品によっては荷崩れや溢しの心配が出てくる。
その配達時の荷崩れや溢しの可能性を軽減するための工夫の一つとして、この「可変ステム」の装着はありだと思う。
私自身はデフォルトのステムと比較して、可変ステムではウンと自分が求めている乗車姿勢を作りだしやすくなったので非常に重宝している。
ハンドルスイッチカバー装着
ハンドルスイッチも機械であるため故障した時の修理コストは大きくなると思い、防水性や耐衝撃性のあるカバーを装着した。
特に雨の日に走行する機会の多い人には必須だと思われる。
コスト的にも安い出費で済むのでおすすめだ。
おすすめのTB1eの購入方法
ちなみに私はネットショップでTB1eを購入した。
ネットショップで購入するならTB1eを安く、便利に購入できる有名どころである下記の「cyma(サイマ)」、もしくは「あさひのネットショップ」での購入が非常におすすめだ。
私の場合はAmazonポイントが欲しく、かつ当時単純にTB1eが安く買えたので、Amazon経由で販売元は「cyma(サイマ)」という形で購入した。
楽天やヤフーショッピングでも購入できる。
私の場合はネットショップで購入したから問題が起きたとかは無い。
サイマというのは非常にきちんと自転車を整備した状態、組み立てた状態でTB1eを送ってくれる。
ただAmazonなどを経由せずにサイマから直接購入するメリットも大きいのでおすすめだ。
工賃無料でカスタムしてくれたり、自分でやるのは少々面倒な防犯登録を行ってくれたりもする。
お店で受け取りたいがな
という人であればあさひでの店頭受け取りが出来る「あさひのネットショップ」がおすすめ。
こちらも工賃無料のカスタムだったりで利用するメリットが多い。
もしTB1eに興味があれば、「cyma(サイマ)」や「あさひのネットショップ」のサイトを1度覗くだけでも価値があるかと思う。
その時その時でよりお得なキャンペーンなどを行っていたりする可能性もある。
まとめ
TB1eのメリットとデメリットなどについてここまで多くの事を書いてきたが、総合的に見ればTB1eはとても良い自転車だと感じた。
特に配達用で使うならば相性は良いと感じた。
もちろん配達用では無く長距離サイクリングを楽しみたい人や、楽に通勤したい人などにも非常に良いと感じる。
TB1eを購入するにあたり電動アシスト自転車について沢山の情報を見てきたが、同じ電動アシスト自転車でもそれぞれに違ったあらゆる特徴があり、奥が深いなと感じた。
これから電動アシスト自転車購入を考えている方々にとって、この記事が少しでも参考の一つになってくれれば非常に幸いだ。
みなさまも安全第一で自転車ライフを楽しんで頂ければと思います。
長文の記事になりましたがここまでご精読頂きありがとうございました。
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